最近の母乳育児支援のトレンドとは?
最初にお断りしておきますが、この記事はさる方面からの伝聞を基にしています。
最近の母乳育児支援をしている医療者の間でトレンドになっている項目があるそうです。
それはですね、乳房トラブルへの対処だそうです。
母乳育児をする方が増えていく中で、医療者からお母さんへの保健指導が不充分だったり、医療者からの保健指導を軽視したり、自分に都合のよいことしか選択しないお母さんが増えているせいだからなのだとか。
ふ~ん。
そういうものなんですかね?
確かに、SOLANINの勤務先でも、かつて乳房トラブルが頻発している時代がありました。
でもそれは、かれこれ十年以上昔の話です。
今では当時のことを知っているスタッフは、すっかり少数派になってきたと言っても過言ではありません。(苦笑)
当り前のことを当り前にしていけば、何ヶ月或いは何年母乳育児を継続しても、お母さんが痛い目に遭う確率、つまり乳房トラブルを来たす確率は限りなく低下することも私たちには積み上げてきた実績があるので知っています。
なので、乳房トラブルへの対処は大切なケアですが、それが母乳育児支援のトレンドなんだってさと言われても、「えっ!今更?今頃?」って言うのが正直なトコロです。
っていうか、口はばった表現になるかもしれませんが、SOLANINにしてみたらそれがトレンドだなんて、母乳育児支援のあり方として、「古いなぁ、遅れているなぁ!」って思ってしまいます。
こうして今この記事を閲覧してくださる読者のみなさんも、もしかしたらかつてヤバいことになって、慌てて検索して当ブログに辿り着いた方もいらっしゃるかもしれません。
手前味噌で恐縮ですが、当ブログの発信する乳房トラブルへの対処法は、極めて実戦的で大いに役立つと多くの読者さんから高評価いただいていますので。
ですが、当り前のことを当り前にしていれば、乳房トラブルはそうそう繰り返さないでしょうし、なったとしても重症化には至らないのではないでしょうか?
乳房トラブルへの対処について、この方面の知識が全く無い方や不充分な方が勉強する分には悪くはないと思いますが、同業他者として、こういう風潮(?)、ちょっと違和感があります。(汗)
« 母乳育児をしたいと思うなら、哺乳瓶は安易に使わないで! | トップページ | 外出する時、母乳は不便?(若干改訂版) »
「☆乳房トラブルと対処」カテゴリの記事
- しこりで受診するかどうか、見極め方。(2017.04.22)
- 同じ部位にしこりを繰り返し、児が飲んでくれない。(8ヶ月)(2016.05.15)
- 「詰まっていない」のに痛い!(2016.05.13)
- 超音波の出る電動歯ブラシの裏技的活用法♪(2016.04.27)
- 成るべくして成ってしまった・・・と思います。(2016.01.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント