乳頭混乱をきたしている赤ちゃんの直母トレーニング!その1
この方法はラクテーションコンサルタントの講義に通っている同僚から教えてもらったことで、何組もの赤ちゃんとお母さんのカップルに実践してもらい効果のあったことです。
哺乳瓶のシリコンゴムの乳首や乳頭保護器に慣れ切って要り赤ちゃんは、直母になると、ギャン泣きしてしまい、なかなかそういった哺乳デバイスから離脱出来ないという子が相当数おられ、お母さんも苦しんでおられるようです。
SOLANINの勤務先の母乳外来にも他院出産で保護器を外したいという目的で受診される方が月に数名おられます。
(私もそういうお母さんの何とか力になりたくて、自腹で様々なセミナーを受講して情報収集をしております。)
その中で、いかにして乳頭混乱を克服していくかなのですが、お母さんも赤ちゃんもストレスが少なくリラックスして出来る方法があることを知りました。
それはですね・・・【お風呂でカンガルーケア作戦】です。
浴槽に半身浴が出来るくらいのお湯を張ります。(熱過ぎないくらいのお湯です。)
そこで赤ちゃんを立て抱きにしてお母さんは若干斜めに凭れかかるような姿勢をとってください。
お母さんに抱かれてお湯につかりつつですと赤ちゃんはリラックス出来ます。
目の前におっぱいがあるという状態に赤ちゃんをセットします。
すると、赤ちゃんが自分でお母さんの乳首を捉えようとしますから、少しずつ赤ちゃんのお尻を持ち上げてお母さんの乳首に到達するように誘導します。
頸が据わっていない赤ちゃんは後頸部をそっと支えるくらいにしてください。
頸が据わっている赤ちゃんは基本的に赤ちゃんの好きにさせてやってください。
くれぐれも、赤ちゃんのお口を直ぐに乳首を咥えさせようと焦らないことがキーポイントです。
カンガルーケアの時のように、赤ちゃんに捜させて、自分の力で乳首を捉えさせるのです。
これで確実に成功するようになると、次の段階(つまりお部屋でふつうに授乳する時も直母が出来るように。)に進みます。
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