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2013年12月 3日 (火)

新米ママに食べてほしいカレー、キムチ、魚のフライ?

プ●ジ●ン●べ●ーという育児雑誌の記事で、「新米ママに食べてほしいカレー、キムチ、魚のフライ」というのがあり、興味深く読ませてもらいました。
現役産婦人科ドクターでラクテーションコンサルタントであり、ラ・レーチェ・リーグのリーダーであり、7人のお子さんのお母さんでもある高名な方の記事でした。

要約しますと、以下のようにQ&Aされていました。
Q1 [脂っこいものは避けた方がいい?」⇒A1「避ける必要なし。むしろ魚の脂はオススメ」
Q2「甘いものは控えた方がいい?」⇒A2「母乳が甘くなったり糖分が多くなることは無し」
Q3「においの強いものや刺激物は母乳の味に影響するか?」⇒A3「影響あり。風味の違いが赤ちゃんの味覚を育てます」

ふむふむ。
いやぁまぁ何と申しましょうか、ラクテーションコンサルタントやラ・レーチェ・リーグのリーダーさんならではのお答えだと思いました。

A1の魚の脂についてはDHAやEPAを含むので、同意できる部分もありますが、「量は問題無く中身に気を付けましょう」という答えの補足に関しては、かつて土用の丑の日に特大サイズの鰻の蒲焼きを2匹食べたり、魚のフライを食べ過ぎたりで、一気に乳腺炎になられた方々の対応をした経験のある者としましては、魚の脂とはいえ、量もある程度は関係あるのでは?と考えざるを得ませんね。
実際、お母さんの脂肪摂取が増えれば、ある程度母乳中の脂肪量が増えることが分かっていますからね。
脂肪の中身については、やはり動物性脂肪(特に肉の脂身やバター、生クリーム)については出来るだけ避けてほしいなと思います。
そこはご存知なのかな?と思いました。

A2の糖分が多くなることは無い件については、答えの補足で「現代のお食事でカロリー的に不足することは無い。お母さんの健康のためちょっと控えめが丁度いいでしょう」という点については同意できます。
母乳中の糖分量はお母さんの摂取量が増えても、脂肪量ほどにはお食事内容が反映されないことは、私でも知っています。
でも、調子に乗ってドンドン食べちゃって!という意味ではないと思います。

A3のにおいや刺激物に関しては答えの補足で「大量の激辛の食べ物とかではなかければ、味覚を育てることに繋がります」と記載されています。
これについては、実際に飲まされる側の赤ちゃんが嫌がるのであれば、はやりそれは避けた方が無難であると考えます。
赤ちゃんが嫌がっているのに、それを克服するために敢えてお母さんが食べるというのもナンセンスですよね?
色々な味やにおいを知って欲しいのは山々ですが、肝腎の飲み手である赤ちゃんが嫌なのに、お母さんが好きだからという理由でバンバン食べちゃうとなると、キツい言い方ですが、それってお母さんのエゴではないでしょうか?
言い方を変えますと、赤ちゃんの味覚を育てることは、赤ちゃんが楽しみ乍ら行うものであり、鍛錬の一環として行うものではないと言いたいのですが、違いますかね?
おっぱいの成分分析しても、においや味の違いについては、計測機械では数値化が困難だったり、有意差が出ないけれどこれはやはり違うのだという要素もあるのではないでしょうか?
赤ちゃんの舌は敏感ですからね。
また、長期授乳中のお子さんの場合、抱っこが好きで飲むお子さんも居られますが、おっぱいの味が好きで飲むお子さんも居られるという事実がある以上、やはりにおいや味が嫌で飲まない場合は、きめ細やかな配慮が必要だと思いました。

結論としては、プ●ジ●ン●べ●ーという育児雑誌の「新米ママに食べてほしいカレー、キムチ、魚のフライ」の記事内容は、一理あることもありましたが、でもちょっと違うのではないかと感じたことがいくつもありました。

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