突拍子もないアドバイスはミスリードの元凶です。
最初から混合栄養志向のお母さんであれば、それでいいのかもしれません。
しかし、少なくともリラクテーションを目指しているお母さんに対しては、医療関係者としても行政関係者としても言うべきではないことがあります。
例えば元々赤ちゃんが眠り王子or眠り姫系で母乳育児の確立が遅れている場合、直母回数が10回/日を割り込むのは致命的なことです。
特に新生児の場合、(当ブログの読者のみなさんに於かれましては周知の事実ですが)良い子だから良く眠るのではないですからね。
キツいかもしれませんが、こういう場合、叩き起こしてでも直母していただかないことには赤ちゃんの発育が立ち行かない時期なのです。
なのに、暫く前「生後1ヶ月頃の赤ちゃんとしては体重増加がとてもよい(48g/日)ので、ミルクの補足(僅か20ml×2~3/日)は止められるレベルですが、これ以上直母回数が増えると大変だからミルクは続けていいし、眠っている子を起こしてまであげるのはボチボチ止めて、泣いたらあげるやり方に変えたらどうですか?」というアドバイス(?)を家庭訪問の保健師(助産師かも?)から受けたという通報がありました。
その家庭訪問の方、何ゆうてますのん?
そんな突拍子もないアドバイス(?)せんといてや!(怒)
生まれてこのかた眠り王子or眠り姫系の赤ちゃんが、このレベルまで到達したのは、お母さんの不断の努力があったからですぞ!
これまでコツコツ積み上げてきたことを台無しにする言葉は、アドバイスだなんておこがましい!
単にミスリードな毒言です!
もっとハッキリ言わせてもらえれば、それは母乳育児妨害電波ですな。
家庭訪問した先のお母さんが望んでいらっしゃることが叶うような、実のある助言をしてあげないと、一体何のための家庭訪問なのか?ってことになりますやん!
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コメント
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新生児訪問の際、混合からなんとか完母になりたいと事前に伝えてあったにも関わらず、やってきた保健師の方は「混合が一番いいのよ、預けやすいし。しっかり3時間あけてミルクとおっぱいをセットであげて。空腹と満腹のリズムをつけさせるのよ。」と一方的なアドバイス。
さらには「1ヶ月はおっぱいあげられたんだからもう十分よね~。」と…。
もうおっぱいは終わりしろって言いたいの!?完母になりたいと言ってるじゃないか!!と怒りに震えました。
その時には最強母乳外来に出会っていたから騙されずにすみましたが、知らなかったらとっくにおっぱい枯れてました。
今1歳4ヶ月のおっぱい星人を育児中です。
本当に、あんな妨害電波はなんとか消滅してほしいものです。
投稿: ぴよぴよ | 2014年1月29日 (水) 14時05分
私のところへ来た助産師もそういうアドバイスをしてきました。当時は最強母乳外来を知らなかったので、まんまと騙されてしまい、3ヶ月後におっぱいが枯れそうになりました。
酷いアドバイスに抗議しても、所詮何も知らない初産ママの戯言だと思われて、全く耳を傾けて貰えませんでした。
SOLANINさんの様なプロの方から、役場や保健所に抗議してはいただけませんでしょうか?
素人ではあまりにも太刀打ち出来なくて本当に困っていますので、どうかお願いします。
投稿: にゅう | 2014年1月30日 (木) 21時38分
わたしも、完母が希望、とバースプランで出していたにもかかわらず・・・
NICU(2週間入院)の退院時に「頻回はお母さんが大変だから、ミルク足してね」と看護師さんに言われ・・・、
どんどん増えていくミルクの量に不安になり、訪問に来たソーシャルワーカーさんに相談すると、「増やせばいいよ。預けられるし楽だよ」と軽ーく言われ。
「お母さんのため」という押しつけ感に太刀打ちできず、結局不安のままでした。
が、妊娠のお祝いにといただいていた書籍『最強母乳外来』のおかげで完母への意志はゆらぐことなく、O式マッサージとハーブティーを自力で探し出し、無事3ヶ月半から完母となることができました!
今は娘も6ヶ月半、激しいキョロちゃんですが(笑)、楽しいおっぱいライフを送っています^^。
母乳育児を全面的に応援してくれた主人と、この母乳最強外来がなければ、すっかり完ミだったかもしれません・・・。
アドバイスしていただく関係各位には、ぜひそれぞれの「お母さんのため」がどこにあるかを考えてほしいものです。
投稿: ふわふわひつじ | 2014年1月31日 (金) 13時55分