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2014年1月19日 (日)

カンガルーケアで気をつけるべきこととは?

カンガルーケアにはどういう意味があるのでしょう?
カンガルーケアをすることで、赤ちゃんの体温が下がりにくく、血糖値も下がりにくく、泣いていても泣き止みます。
子宮外生活への適応をスムーズにするためにはとても重要です!
お母さんとのスキンシップはお母さんの常在細菌を貰うので、病原菌の定着を防ぎます。
つまり、感染予防のはたらきがあるのですね!

しかし、いつだったかのTVでも特集がありましたが、カンガルーケアをしていて、医療者が次のお産に向かったため、お母さんと赤ちゃんの傍に誰一人居なくて、その間に赤ちゃんが無呼吸状態になり、脳に障害を受けたお子さんの事例が報告されていましたね。
出生間もなくは、赤ちゃんのカラダの機能は劇的に変化します。
時には、リスクの感じられない自然分娩だったとしても、何が起こるか分かりません。

カンガルーケアが危険で、中止するべきことなのではなく、何が起きても迅速な対応ができるように、医療者が常に傍に付き添うことが必要なんですね。
カンガルーケアだけではなく、どんなことでも安全に留意することなしに、安易にしてはいけないのですね。
例えば、柵のないベッドで、カンガルーケアをしたらお産で疲れて腕に力が入らないお母さんが赤ちゃんを落としてしまうかもしれません。
そうすると、柵なしのベッドでしてはいけないということが分かりますね。
無呼吸状態が心配ならば、カンガルーケアをする時はSPO2₂
をチェックしながらするべきですね。
万一SPO₂の値が低下したら、警報が鳴るような設定をすることも必要でしょう。
また、赤ちゃんを抱っこする時、赤ちゃんの膝を曲げて脚を屈曲させればSPO₂
は低下しませんが脚が伸展していると、SPO₂はドーンと低下しますから、そういうことすら知らないで何気に流行でやってしまうのはやはり危険ですね。
赤ちゃんとの最初の絆を育むにもカンガルーケアは大切にしたいですし、TVのお子さんのような悲しい出来事が二度と起こらないようにするためには、ガイドラインの作成とそれを順守することと、機械の活用と最後は必ず人が確認することが必要だと私は考えます。

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