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2014年1月 2日 (木)

母乳育児支援者の有無がリラクテーション成否に影響する!

SOLANINは様々な理由から、完母を目指す気持ちが全く無く、最初から混合栄養を希望されるお母さんがいらっしゃることを認識しています。
と同時に、全ての混合栄養のお母さんが完母を希望していないわけではない・・・ことも承知しています。

例えば、厚生労働省が2000年に行った乳幼児身体発育調査の月齢別乳汁栄養法の割合の一覧表に依れば、1ヶ月時の母乳率母乳のみ(=完母)で赤ちゃんを育てている方の割合は44.8 %、混合栄養率は44.0%、人工栄養率は11.2%となっています。
そして、この結果から読み取れることは、完母の方は、特に医療者の手を借りなくても概ねどうにか自力で完母を継続出来る方なのだと推定します。
翻って、混合栄養をされているお母さんの殆どの方が、自力では難しくとも、何らかのカタチで医療者の手を借りさえすれば、途中から完母に変われる可能性を秘めた方達でもあると推定します。
(言い換えれば、何らかのカタチで医療者の手を借りなければ、途中から完母に変わることは、難しいということです。)

BFHやそれに準ずるくらい母乳育児支援にチカラを入れている病産院か否かの差が、この混合栄養率の群にカウントされるお母さんが、実は完母でやっていけるのか、そのまま混合栄養を続行するかの分かれ道を表しているのだとSOLANINは考えます。

でも、どの方がどの群になるかは、蓋を開けてみないと分かりません。
ですので、少なくとも完母を希望される方がそうなれるようにするためには、どの方にも等しく、医療者の手を差し伸べることが大事なのだと思います。

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