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2014年1月21日 (火)

お餅を食べるとおっぱいの分泌は増えるのか?

こんなことを言ってはナンですが、ご年配のご婦人になればなるほど、「お餅を食べたらおっぱいがよく出るわよ。」と仰って、産科入院中や退院後にお見舞いアイテムとして持参されることが、未だにしばしば見受けられます。(

パッと見には若そうでも、実年齢はそこそこいってらっしゃったり、実年齢は若くても、頭が硬くて新しいことを受けつけ難い性格だったりして。(汗)

マタニティークラスに参加されたり、そういった雑誌の愛読者のお母さんは《お餅は食べないでね!》と、耳にタコができるくらい聞かされておられますから、「あ~困ったぞ。お餅は食べてみたいし、助産師さんは食べるなって言うし、でもおばぁちゃんがわざわざ持って来てくれたし、食べないと角が立つかもしれないし。」という堂々巡りのジレンマに陥ることもあるでしょう。

かつて、私も3交代勤務をしていた頃、深夜帯に「おっぱいが痛いよ~。」と泣きながら昼間のうちにおばぁちゃんが差し入れされた、大福餅を食べているお母さんに遭遇したことがあります。
もちろん、見つけ次第、ストップしてもらいましたが、当時は今よりもそういう知識のない方が多かったのですね。

それはさておき・・・・本題に入りましょう。
お餅は食べるとおっぱいの分泌は増えると思います。
おっぱいの分泌はインシュリンの影響を受けると言われています。
お餅(=もち米)は普通のお米よりも血糖値が急速にアップするし、血糖値がハイレベルな状態が長く続くと考えられています。
確かに、腹持ちがいいですもんね。

但し(ここ重要です!!)血糖値がハイレベルですと、血液は粘ちょうになってきます。
おっぱいは血液から造られるので、おっぱいの性状も粘ちょうになります。
そうすると、乳房にしこりが出来やすくなり、流れが悪くなり、乳管が詰まり、やがて乳口炎となります。
おっぱいの性状が粘ちょうということは、そうです、恐るべきマヨネーズ状のおっぱい、略して《マヨ乳》となります。
おっぱいはたくさん造られりゃいいってモノぢゃありません。

どうせ造るなら、美味しいおっぱいを造ってあげようではありませんか!
その方が赤ちゃんもきっと喜ぶと思いますよ。

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