授乳・離乳の支援ガイドの周知が重要な理由。
2007年3月に厚生労働省が策定した『授乳・離乳の支援ガイド』(以下『ガイド』とします。)は数年の経過をしたものの、周知が徹底していないという現実があります。
さて、『ガイド』を読み解くと、1995年に策定された『改定・離乳の基本』とは様々な面で解釈が変化しているのが特徴です。
例えば離乳準備食が不要ということ、開始時期、進め方、自分で手づかみで食べることの必要性、食べ方や量には個人差があり、無理強いをしないこと、おっぱいとの絡み・・・
3回食の開始時期ひとつとっても、SOLANINが長男を出産した頃は10ヶ月には断乳&10ヶ月には3回食の開始という保健指導がお定まりでした。
時代は変わり、現在は自然卒乳の考え方を尊重するようになってきつつあります。
離乳食にしても、1歳3ヶ月頃には3回食の開始ができるようにという方向なので、医療者が「早く進めなくては、発達が遅れる。」とか、「栄養不足になるのではないか。」というお母さんの不安を煽るような言動は慎むべきだし、進め方も緩やかになってきました。
さて、この『ガイド』の周知がなぜ重要かという理由は”健やか親子21”で行われている調査研究で、『ガイド』を知っている病産院の方が、知らない病産院よりも母乳栄養率が高いことが判明しているからです。
つまり、母乳育児を推進する上で重要な用件を含んでいるのですね。
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投稿: キャップ メンズ | 2014年1月24日 (金) 02時21分