おっぱいとダイオキシンは?
おっぱいの中にダイオキシンは含まれるのか?
答えはYESです。
おっぱいの中のダイオキシンの濃度は個人差が大きいと言われていますが、含有量のピークは1974年とはるか昔です。
現代は当時の半分の濃度だそうです。
一般的におっぱいの中に含まれるダイオキシンの量は、耐容1日摂取量(人間が一生のうち、毎日摂取しても健康被害が出ない量)を越えるものの、授乳期間は一生のうちの僅かな期間なので、ダイオキシン対策でミルク栄養にするよりも、おっぱいをあげるメリットの方が圧倒的に大きいといえます。
厚生労働省研究班が行った調査で、おっぱい中のダイオキシンの濃度(個人差が大きい)と、1歳児の身体発育・免疫のはたらき・甲状腺機能・アレルギー発症などについては関連性はないと報告されていますから、やみくもに不安がったりしないでね!
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