断乳指導はスル―してくださいね。(1歳1ヶ月)
<ご連絡いただいたこと>
体調不良で近医(内科も小児科もある)に一度受診したら、1歳すぎて授乳してることを看護師さんがおかしく思ったのかは知りませんが、明らかにいやそうな(?)態度をとられ、その後の診察で医師に断乳をすすめられました。
看護師さん2人が立ってこっちを見てきていたので、怒られているみたいで不愉快になりました。
そこにはもう行かず、結局何かあれば、今通っているクリニックに行っています。
でも、断乳・・・って、医者に言われるとそれっぽく聞こえるので悔しいですね。
もちろん、『最強母乳外来』を読んでいると、なんだか元気が湧いてきて、ブレずに済んでいます。
ありがとうございました。
<SOLANINからひとこと>
現時点では医学部に於いても看護学部に於いても、教育プログラムの中にほんの申し訳程度に「母乳栄養」の項はあっても「母乳育児」の項は無いのですね。
ですので、職種を問わず医療者と名の付く人たちの殆どに従来からの1歳断乳説が未だに罷り通り,断乳することが善いことであるという考え方が幅を利かせているのですね。
そのせいで今回のように、「いやそうな態度」や「怒られているとお母さんが感じるような失礼な態度」を取る医療者がゴロゴロ居るわけです。
ドクターから尤もらしく断乳を指導されても、お母さんとお子さんは何も悪いことをしているのではないし、恥ずべきことでもないです、
むしろ断乳しないことがお子さんの心身に良い影響を与えることは間違いないわけです。
過去記事にも書いておりますが、1歳断乳説の医学的根拠は何も無いのです。
嘘だと思ったらWHO/ユニセフにメールでも送って聞いてみたらいいと思います。
1歳断乳説は、あまり母乳育児に明るくない医療者が一般社会にはびこらせている迷信だと解釈判断してくださっても、何ら差支えないです。(過激な表現でしょうか?)
強圧的に断乳を迫られても、「あぁ、そうなのですか。はい。」と柳に風の如く、しなやかにスル―してください。
気にしたら負けです。
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