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2014年2月28日 (金)

言い聞かせでもなく、自然でもない。

言い聞かせでもなく、自然でもない・・・謎かけのようですね。
でも、あるのです。
そういう卒乳がね。

SOLANINの出会ったYちゃんは、筋金入りのおっぱい星人でした。
妊娠中のお母さんが産後どうなるのかと不安になる位、おっぱいが大好きでした。
おっぱいの前は毎回自作のおっぱいの歌を唱和して、時にはおっぱいダンスをして、いただきますと言ってから、服をめくり、がっつりと幸せそうなお顔でおっぱいを飲む毎日でした。

Yちゃんが2歳4ヶ月の頃、お母さんは臨月になりました。
出産の際は、旦那さんがなかなか病院に来れず、お母さんはYちゃんと共に入院されました。
Yちゃんは、お母さんと共に、陣痛室のLDRベッドで過ごしていました。
その時のYちゃん、何していたと思いますか?
たまたま陣痛室に用事にあった私が見た時、Yちゃんは陣痛発来中のお母さんのおっぱいに吸い付いていました。
Yちゃんの吸啜刺激が効を奏したのか、その後陣痛は段々強く、間隔も短くなり、分娩はスムーズに進行して行ったそうです。
やがて、旦那さんも病院に来られ、家族に立ち会われる中での分娩となりました。

後でお母さんから伺ったところによりますよ、Yちゃんは赤ちゃんが生まれる30分前まで、お母さんのおっぱいに吸い付いていたとのことです。
そして、Yちゃんは、かねてからお母さんに申し入れしていたことを、しっかり守ってくれているとのことでした。

それは何か?
「赤ちゃんが生まれるまでは、私のおっぱいだけど、赤ちゃんが生まれたら、おっぱいは赤ちゃんに譲る。お母さん約束して!」という申し出だったそうです。
決して、お母さんが頼んだのではないのです。
Yちゃんが自分で考えて、自分で決めたことなのです。

正直言って陣痛発来中に上の子におっぱいを吸わせるのは、辛かったと思います。
お母さんにしてみたら、「どいてくれ!」と言いたかったかもしれません。
でも、そんな極限に近い状況の中でも、お母さんは約束を守ってくれた。
だから、想いを遂げられた。
Yちゃんにしてみたら、納得のおっぱいライフのフィナーレを迎えることができた。
だから、思い残すことは無い。
赤ちゃんにおっぱいを譲って悔いは無いのです。
ふぅぅむ、なるほど。

お子さんが強い意思を持って、自ら卒乳を決める・・・こういうカタチの卒乳を、SOLANINは、決意の卒乳と呼ばせて頂きます。
こういうカタチの卒乳もアリなんだと思います。

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