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2014年2月 2日 (日)

「○歳までに頑張って卒乳してね。」と指導されたら?

ムムム。
それは困りますね。

特にこれまで相手を信頼して、罹りつけとしてお世話になっていた小児科ドクターから言われたら?
お母さんとしてはお子さんの気持ちを尊重し、自然卒乳できたらいいなと考えておられるのに、診察の度に・・・○歳に近づくほどに・・・○歳を超えてしまったら・・・一体どうしたらいいのか?


ドクターに嘘はつきたくないですね。
でも、○歳なんて設定されてもねぇ。

それに合わせることは至難の業でしょう。

きっと、そのドクターにとって、○歳というのは、母乳育児のリミットだと思われます。
○歳以上の子どもでおっぱいを飲んでいる子どもに遭遇していないのか、遭遇はしているものの、何か不都合なことがあって、やはり○歳でないと・・・と、思うところがあったのかもしれません。

おっぱいを飲むことは恥ずかしいことではありません。
胸を張って堂々としていればいいのです。

こういう場合は○歳を過ぎても、おっぱいを飲んでいる子どもはこんなに素晴らしい、何の問題もないということを、そのドクターに見ていただいて、認識を新たにしていただくしかないと私は考えます。

例えば虫歯になると決めてかかっておられるなら、仕上げ歯磨きをするとか、甘いものを控えるとかの虫歯対策に重点的に取り組むとか、貧血になりやすいと懸念しておられるなら、お食事に配慮して、状況に応じて検査をしていただくとか、精神運動発達に遅れが無いか確認していただくのも効果的でしょう。

要は○歳までに卒乳出来るように「頑張る」のではなく、「○歳過ぎてもおっぱいを飲んでいたから▲▲になった。それ見たことか!」と思われないように、お母さんとお子さんのおっぱいに対する熱い想いを理解していただけるように「頑張って」は如何でしょうか?

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