添い乳をするならTPOをわきまえてね。
添い乳をすると、赤ちゃんはとても安らかな気持ちになるので、眠りにつきやすくなります。
なかなか眠りにつきにくい赤ちゃんに添い乳をするのは○(マル)です。
しかし、添い乳はあくまで赤ちゃんを眠りにつかせるためのポジショニングです。
つまりその日の最後の授乳とか、真夜中の授乳とか、お昼寝の際にするのはアリでしょう。
しかし、それ以外の普段の授乳で常に添い乳というのは適していません。
何故なら、添い乳は大抵の場合片側授乳なので、添い乳オンリーでは量的にしっかり哺乳出来ないからです。
先日、こともあろうに体重増加不良の赤ちゃんのお母さんで、日がな添い乳しているという方がいらっしゃいました。
「常に添い乳をするので良く眠ってくれて助かります。」と。
何を勘違いしているのか・・・勿論、厳重注意です。
しかも、添い乳は(母も子もそのまま眠ってしまいますから)吸啜時間の経過とともにラッチオン浅くなることが避けられないので、乳頭損傷を起こす危険性があります。
ポジショニングが常に添い乳ばかりになると、上記2つの問題が発生すので避けていただきたい。
古い言葉ですが、添い乳をするには「TPOをわきまえていただきたい。」ですな。
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コメント
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いつも勉強させていただいています。
ためになる記事をありがとうございます。
もうすぐ6か月児育児中です。
出産時3130g、1か月時4125g、3か月時7200g、4か月時で8520gとすくすく成長中です。
現在すでに10㎏まで残すところ100gで、抱っこしての授乳をあきらめて2カ月になります。
寝る前と起きた時に授乳しているため、哺乳は全部寝ながらです。
基本寝かして覆いかぶさる感じで片側で哺乳したあと、場所を変えてもう片方で添い乳して寝かしつけています。
お昼寝から起きた時と夜寝ている間に哺乳する時は両方覆いかぶさる感じであげています。
寝る時は特に飲み終わりにくわえたまま引き抜き、私がそのまま寝入ってしまっている場合は気が向いたらまた吸いに来ているみたいでたまに起きると乳頭がちりちりします。
お昼寝時にまで添い乳をするのはやめるべきなんでしょうか。
寝る時はおっぱい、になっていまっているらしく他の方法では泣き疲れるまで寝てくれないため迷ってしまいます。
投稿: えんどうまめ | 2014年5月27日 (火) 03時04分