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2014年3月 8日 (土)

完母に移行できたけれど、便秘になるのは母乳不足?(2ヶ月半)

新生児のうちは混合栄養であっても、吸啜力が強さ的にもテクニックとしても向上し、直母が出来るようになれば効果的な乳頭刺激を得られるようになるので、2~3ヶ月頃には完母に移行できることがあります。

一般的な傾向ですが、新生児期以降は特にミルクの割合が多いほど、うんちの回数は少なめで、まとめてドカンと出すパターンが多いものです。
また、発育良好な完母の赤ちゃんであっても、丁度、胃-直腸反射が減弱する頃でもあります。
混合栄養だった新生児の頃に、「完母の赤ちゃんはチビリうんちである」と聞いていたお母さんにしてみたら、「完母になったのに、うんちがまとめてドカンとしか出ないのは、もしかして母乳が足りないのではないか?」と、不安になってくるかもしれません。

しかし、罹りつけの母乳外来や助産院で、「体重増加度は月齢相当よりも多い目くらいですよ。」と言われるくらいなら、何も心配要りませんよ。
但し、日にちの経過と共に、放置すればするほど、うんちは出にくくなるようです。
赤ちゃんの体重増加が順調で機嫌がよければ、カリカリすることはないのですが、過去記事にも書いているように、丸一日うんちが出ないなら、その段階で、綿棒を使って一応肛門刺激をしてみてください。

それから、産後暫くはご実家で過ごされたお母さんの殆どは、さすがにこの時期にもなれば、自宅に戻られるかと思います。
お食事の内容がご実家でお世話になっていた頃よりも野菜不足になり、野菜不足による便秘の方が増えてくる時期でもあります。
お母さんの召し上がったものがおっぱいになるのですから、もしもお母さんが便秘がちであれば、ご自身のお食事を見直して、規則正しく排便が出来るようにしていきましょうね。
お母さんの便秘が改善すると、不思議と赤ちゃんの便秘も改善することが見受けられるものです。
シンクロしているのでしょうかねぇ?

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