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2014年3月17日 (月)

月経再来でおっぱいの分泌が低下!?

心配なご相談のおたよりをいただきました。
月経が再来し、完母だったのに、おっぱいの分泌が減ってしまってミルクを補足せざるを得ないようになってしまったという4ヶ月の赤ちゃんのお母さんからです。

月経の再来は個人差が大きく、早ければ、完母のお母さんでも、産後2ヶ月(私の知る範囲で最短例は産後46日目です。)信じられないくらい早いことがあります。

完母で、たっぷりのおっぱいが出ておられたということは、授乳回数が少なかったのではないかしら・・・と想像します。
新生児期からおっぱいの回数が、たびたび8回/日以下とか、そんなペースではなかったのかなぁ。
もしくは、回数はそこそこあっても、1回の授乳で、ほぼ片方で終了していることが多かったとか。

赤ちゃんが比較的よく眠るタイプですと、当然、授乳間隔が空きますから、吸啜刺激が少なくなり、卵巣から出るホルモンで、授乳中はブロックされているはずのホルモンが、ブロック解除になりやすくなるのです。

この連鎖を断ち切るには、ベーシックですが、授乳回数を増やす必要があります。
夜中も2回/日はあげてほしいです。
新生児相手の授乳だと思って、10回以上/日(1回の授乳は2クールと数えてください。)は吸わせます。
ミルクは足しすぎたらブーなので、例えばミルク缶蓋に書いてある通りに飲ませるのだけは、止めておきましょう。
1回にあげるとしても、多くても記載の半分くらいにとどめてください。
ミルクの補足は、あくまでも毎回直母の後にしましょう。
また間違っても、乳房が緊満するまで授乳間隔を空けることはしないでください。

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