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2014年3月22日 (土)

ぎっくり腰をラクにしてほしかっただけなのに/つづき。

私はすぐ、SOLANIN勤務先の産婦人科のドクターに事の顛末を説明しました。
ドクターは「自分は経験ないけれど、(超緊急でおっぱいを止めるために)4錠処方するやり方があるのは聞いたことがある。でもねぇ。」と言われました。

さて、どうしたものか?
どんなにおっぱいが出ているお母さんでも、お薬の効果を考えると、分泌そのものがシャットダウンされたというか、息の根を止められたという状況です。
お母さんからは物凄く凹んでおられるオーラが出ています
喉元まで出かかった「這ってでも最初からSOLANINの勤務先の病院に来ればよかったのに」という言葉を飲み込んで、「じゃ、診察させてね。」と私は言いました。

乳房は張ってなくてもおっぱいは出ます。
張っている乳房が良いとは申しません。
しかし、これは・・・う~んマジでペロンペロンです

私は「安請け合いはできないけれど、出来る限りのことはやってみます。赤ちゃんのために、お母さんも精一杯頑張りましょう。」と、言いました。
とりあえず、乳房にカツを入れるべく、温罨法の後、乳房マッサージをしました。
かなり念入りに、1時間くらいかけて行いました
でも、雫すら出てきませんやっぱり無理なのかな?(泣)
お母さんには、翌日のお昼まで(おっぱいを飲ませられない間)2時間毎に左右5分づつ乳頭刺激のつまみ出しマッサージをするように言いました。(もちろん夜中もです)
おっぱいのためによいお食事、食べ方、服装、温罨法などの説明をしました。
お母さんは真剣にメモを取っておられました。
そうして、産婦人科のドクターに『プリンぺラン®』の処方をお願いしました。
『プリンぺラン®』は夕食後から内服をスタートするよう伝えました。

24時間経った時間に合わせて母乳外来の予約を入れてもらいました。
ドキドキしながら、哺乳量測定をしました。
まだ、ゼロでも当然の時期です。
ところが2g飲めていたんですオドロキでした
飲ませ終わった後に乳頭を刺激したら、おっぱいが一滴だけ滲んできました。
「赤ちゃんが根気よく吸ってくれたらイケるかもしれない・・・」

「お母さん、この子は4ヶ月だけど、今日からしばらくは、新生児だと思って授乳してくれますか」と、尋ねました。
お母さんはもちろん、「はい」と言ってくれました。

何が功を奏したかは、分かりません。
兎に角、お母さんも私も必死でした。
運命の1週間後、母乳外来で哺乳量測定をしました。
赤ちゃんあなたのパワーは素晴らしい!!
素晴らしすぎてSOLANINは脱帽です。
なんと56gも飲めていたのです。
そこからはミルクの量をどんどん減らしていきました♪

リラクテーション成功です。
そこに私を必要としてくれるお母さんが居られる限り、簡単に諦めてはいけないんだと、強く、強く実感しました。

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