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2014年3月31日 (月)

効果的な吸啜が出来ず、飲み下すことが続くと。(新生児期)

特に低出生体重児や早産児に多いのですが、正期産児であってもおちょぼ口さんの場合、母乳育児推進病産院でご出産されたとしたら、直接授乳のスタートは、助産師に手伝ってもらいながらということが多いと思います。
1回の授乳は赤ちゃんが疲れないように、短時間になります。
でも、可能な限り頻回直母をしていくことになります。
効果的な刺激を与えるることで、おっぱい分泌の起動スイッチを押すことになるからです。

大抵の場合、吸啜刺激が赤ちゃんの日齢および体重増加と共に強くなるので、それに連動しておっぱい分泌は高まります。
しかし、直母の際に乳輪の奥のスウィ―トスポット(by SOLANIN命名。 昔風に言うと乳管洞ってヤツです。他に適当な言葉が未だ見つからないので、勝手に造語しちゃいました。他では通じない単語なので、ご注意ください。)が通常よりも深いため、大した乳頭刺激を受けていない筈のに、何故か入院中からおっぱい分泌の立ち上がりが良い方が居られます。
おっぱいの立ち上がりが良いから、出方に勢いがあり、結果的に哺乳量測定したら、入院中に30~40gと立派な量が飲めるので、当然完母で退院となります。
2週間健診でも、問題なし。
でも、実はその頃迄が、おっぱい分泌の立ち上がりの限界なのです。

なぜなら、乳輪の奥のスウィートスポットに赤ちゃんの舌や歯茎が到達していないので、ただ単に流れ出るおっぱいを飲み下しているだけだからです。
つまり、吸啜による効果的な刺激を受けることが無いのですね。
過去記事にも書きましたが、例えば搾乳によるおっぱい分泌の維持をする際、時間や量を助産師のアドバイスを無視してサボっていると、僅か1週間でプロラクチンレベルは妊娠前に逆戻りして、復旧困難になることは・・・みなさんご存知ですよね?
まぁ、あれに近いことが起こってしまうというわけです。

お母さんの自覚症状は希薄ですし、お母さんに気持ちとは裏腹に、乳管は詰まりかけだし、おっぱい分泌はシャットダウン方向ですから、1ヶ月健診で、授乳回数を制限したわけでもないのに、体重増加度が2週間健診までのペースから半減することさえあります。
気合を入れて空腹時のタイミングを狙って哺乳量測定をしても、無心で測定した2週間健診時と同等か、下手すると少なくなります。

このような事態に陥ったら、まずは母乳外来か助産院で、マッサージを受けて、乳房コンディションを整えてください。
効果的な吸啜が出来ているかどうかを、しっかりチェックしてもらい、場合によってはポジショニングに変更も検討することになります。
念のため赤ちゃんの体重チェックは1週間毎にされ、その度に助産師のアドバイスを受けられたた方が、ミルク補足無しでもキャッチアップできる可能性大です。

新生児ちゃんのお母さん、貴女の赤ちゃんは、乳輪の奥のスウィートスポットに赤ちゃんの舌や歯茎が到達して、おっぱい分泌の維持が出来るようなしっかりした吸啜をしていらっしゃいますか?
それとも、ただ単に流れ出るおっぱいを飲み下しているだけですか?
よく分からない場合は、助産師に確認してもらってくださいね。

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