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2014年3月23日 (日)

お母さんに「熱のはな」が出来てしまったら?

「熱のはな」って知っていますか?
いわゆる、口唇ヘルペスです。
体調不良、過労で抵抗力が低下している時に出来やすいアレです。
「何だ。それくらい・・・」って思っちゃったお母さんはいませんか?
違いますよ~口唇ヘルペスって怖いんですよ~!

乳汁を介してヘルペスウィルスが赤ちゃんに感染る心配はないです。
なので、手洗いを厳重に行えば授乳はOKです。
しかし、お母さんが赤ちゃんに接する時は常にマスクをしてください。
直接・間接を問わず、お母さんの口と赤ちゃんが接触してはダメです。
チューしたり、お箸でもタオルでもどんなものでも共用はいけません。
また、ヘルペスによる病変が乳房に飛び火してしまったら、病変側の乳房から出るおっぱいは搾乳して捨ててください。

こんな事態になってしまったら、迷わず速攻で産婦人科を受診し、口唇ヘルペスの内服薬(ゾビラックス®、アシクロビン®など)の内服処方をお願いしましょう。
1日5回内服するお薬です。
このお薬は乳幼児に対する安全性が確立していますから、内服しつつ授乳をしても何の差支えもありませんので安心してください。

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