« 搾乳がストレスで断乳。(産後1ヶ月) | トップページ | 挙児希望、多嚢胞性卵巣治療は断乳? »

2014年4月29日 (火)

1年くらいの授乳歴で断乳すると。

授乳回数がまだ5~6回以上/日ならば言うに及ばず、徐々に減少していたとしても、授乳歴1年くらいで断乳となると注意が必要です。
どういうことかと申しますと、当事者のお母さん的に乳房緊満がラクで、放置して差支えないレベルだと感じられても、乳腺房内に乳汁が残留していることがあるからです。

その時には自己流で排乳を試みて、然したる量ではなくても、高プロラクチン血症でもなかったとしても、断乳後放置していると、2~3年後に乳房の静脈が浮き出すような張りが出てきたり、いきなり乳汁がタラタラと出てくることがあります。

乳腺外科を受診して、各種検査を行っても原因が分からないそうです。
先日も乳腺外科ドクターから、「断乳する(した)んだったら、きちんと助産師にケアを受けないとね。」的なアドバイスを受けた方がいらっしゃいました。
余談ですが、SOLANINがマンモグラフィーを受けた時に乳腺外科ドクターとお話をした時も、同様のことを仰ってました。

勿論、授乳歴2年以上で全くの自然卒乳であれば、風船がしぼむように乳腺組織が委縮してくるので、その必要はないかと思います。

しかし、世間一般では、いまだに「1歳で断乳や!」と決めてかかってそれを実行しているお母さんは少なからずなので、そういう意味では乳腺外科ドクターの仰ることに一理あると思います。

« 搾乳がストレスで断乳。(産後1ヶ月) | トップページ | 挙児希望、多嚢胞性卵巣治療は断乳? »

☆断乳時のリスクと必要な対処やケア」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

カテゴリー

2022年2月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28          

アクセスカウンター

  • アクセスカウンター
    現在の閲覧者数: