産後授乳中の体温測定の仕方。
まっとうな病産院でご出産されたら、入院中の検温の際、通常の腋窩ではなく、肘窩で体温測定するように指導されたと思います。
何故だか分かりますか?
百歩譲って、ご出産当日や翌日は腋窩で体温測定しても差支えないと言えばそうなのですが、翌々日くらいになってくると、乳房が鬱積し始めて、ジンジンと熱くなっててくる方もいらっしゃいます。
甚だしい方ですと、母子同室で頻回直母をしているにもかかわらず、腋窩で体温測定すると38〜39℃台になったりします。
でも、それって、その方の体温として今イチ正確ではないのですね。
乳腺炎かも?っていう場合も然りです。
トラぶっている方の腋窩で測定したら、凄い高熱だったりします。
反対側の腋窩だったらそれより低く、肘窩だったら更に低くなります。
風邪を抉らせたか?インフルエンザか?という疑いがある場合でも、肘窩で測定します。
乳房のコンディションや体調にかかわらず、授乳中の体温測定で正確に測定するには、肘窩で測定するのがふさわしいので、知らなかった方は憶えておいてくださいね。
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