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2014年4月17日 (木)

痩せすぎて身体が疲れやすくなる。(完母・6ヶ月)

<ご相談内容>
完母のおかげで妊娠中の体重増加分は1ヶ月ほどで元に戻ったのですが妊娠前の体重より3キロも痩せてしまいました。
痩せすぎると身体が疲れやすくなるのは経験済みだったので、どうにか体重を増やせないかと思っているのですが…
ご飯はいつもの二倍位食べています。
乳腺炎や乳口炎になったこともあり食事はいつもヘルシーメニューで揚げ物や甘いものは極力避けております。
書籍第2弾の実践編のなかにも二人分は食べなくてよいとのことですが、どうすればよいでしょうか?


<SOLANINの回答>
一般的に授乳中のお食事に関しては、妊娠前(大体1750 〜1800Kcal程度)に付加量が350Kcalだったと思います。
体重増加度が標準的な赤ちゃんの場合、これで問題ないのですが、たまにいらっしゃる標準の2倍以上のペースで増加しているような赤ちゃんや双子ちゃんで完母の場合、あっという間に妊娠前よりも痩せてしまうことも少なくありません。(このような方の場合、標準的な方よりも付加量をもう少し多くしても良いのではないかと思います。)
かと言って、カロリー的にハイパーなものを食べ続けると、おっぱいがヤバくなってしまいます。
さて、どうしたものか?
これから赤ちゃんは成長していくにつれ、動きが活発になるので、お母さんの運動量は増えると思いますので、直ぐに体重を増やすことは難しいかもしれません。
但し、体調を整え、疲れにくい身体作りをしていくことは可能です。
具体的には何をどうしたらいいのか?


一つ目は、免疫力が低くならないように、休養をしっかり取ることです。
毎日は無理でも1日置きに赤ちゃんと一緒にお昼寝をするのもいいですし、出来るだけその日の最後の授乳が終われば、一緒に眠るようにしましょう。
夜鍋仕事は止めておきましょう。
二つ目は、カラダを冷やさないことです。
出来るだけ暖かくしましょう。
暑い時期は保清もシャワーになりがちですが、バスタブに浸かるのは、新陳代謝を高めるので良いと思いますよ。
その他、飲み物・食べ物・服装・ツボ等、過去記事をご参照くださいませ。
三つ目は、食材選びです。
バランスよく摂るのは言うまでもありませんが、一歩進んで免疫力を高める食材を、日々の献立に採り入れましょう。
個人的にお勧めの簡単メニューとしては、長芋や大和芋のとろろ汁、納豆、青菜の煮浸し、大根おろしのなめ茸添え、蒸し鶏の梅肉和え、ニラ玉、青魚のツミレ汁等ですかね。(順不同)
それから、ご飯に雑穀を混ぜるのも、目先が変わるし、香ばしくて意外と食べ易いし、いいと思います。
四つ目は、ゆっくりよく噛んで食べることです。
唾液の分泌を多くするような食べ方をしましょう。

追記:産後の激やせは、もしかしたら、ホルモンバランスの変化からくるものかもしれません。
また、貧血になっている方もいらっしゃるようで、そのため疲れ易いということもあるようです。
「おかしいな?」という場合は、無理せず、取り敢えず産婦人科を受診してみましょう!血液検査等で、原因究明できるかもしれませんから。
お母さんが元気でいてくれないと、赤ちゃんは途方に暮れますよ。

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コメント

完母を目指したい10ヶ月児の母です。一生懸命食べているのですが太れません。
150cm38kgで妊娠前と同じ体重に戻ったまま、スタミナを増やす為にももう少し太りたいのですが増えません。記事のオススメ食材も好きなものばかりなのに。元が少食なので、お腹はすごく空くのに自分の食事が苦痛です。
子供も6.5kg、離乳食も遊んでしまい、30g食べさせるのに30分。
この月齢の完母とは、離乳食をもっと食べている前提ですよね?
食事→母乳→ミルク(100g作って20gとか)で一時間もかかってしまい、ちゃんとお腹を空かせてあげられてるのかも疑問です。
そもそもの母乳も片方40~80しか出ていないと思います。今からでも子供をむちむちにすることなんて出来るのでしょうか。
もっとふっくらした肝っ玉母ちゃんになりたいよー。
・・・申し訳ありません、ぐちってしまいました。

ソラニンさんこんばんは!
私は5歳の息子を持つ母です。
私は、息子が2歳2ヶ月で卒乳するまで、162センチ38キロがずーっと続きました。
太りたいのに太れない辛いのって意外と辛いです。周りに相談しても贅沢な悩みだとか嫌味だとか言われ、なんの解決にもなりませんでした。食べれるものなら食べてるんですよね^_^;しかし、どうしてもおっぱい星人のために断乳は考えられず、卒乳させたかったため、いつもよりほんの少し多めに食べたり、お腹が空いたと思えばすぐに食べる、というような努力はしました。周りからは元々細いのに母乳のせいで更に痩せたと心配され、ミルクをあげてみたら?コールが相次ぎました。もちろん私を心配してくれてのことなので、気持ちだけ受け止めました。でも、私はどうしても完全母乳で行きたかったので、なんとか乗り切りました。辛いときもたくさんありました。でも、息子が卒乳したときに涙が溢れ、心はとても充実感に満ち溢れましたし、今も心から頑張って良かったと思います。しかし、ただいま第二子妊娠中ですが、前回とは年齢も違うし、上のヤンチャなお兄ちゃんを育てながらまた痩せて体力や免疫力の落ちた状態で、完全母乳ができるのか?!という不安はあります。ちょっと歳を重ね弱気です…>_<…もうひとつ不安を煽る材料がありまして、、、私は東京都の産院が1番少ない地区に住んでおり、母子完全同室の選択肢すらありませんでした。夜9時から朝の9時までは新生児を預けなければいけないそうです。1人目の時には完全母子同室でしたし、シャワーの時すら5分で上がり、預けることができませんでした。光線治療の時も2時間おきに帰ってくるのが楽しみで楽しみで、、、それほど愛しい存在でした。第二子が生まれる今、夜9時から12時間も預けなければいけないことが今から悲しくてたまりません。同じベッドでお顔を見ながら寝たいのに。。。泣いたら母乳あげたいのに。。。どうして、完全母子同室にしてくれないのでしょうT_Tミルクのサンプルを貰ったので、おそらく提携もしてるのでしょう。。。完全母乳、、、頑張れますかねT_Tいえ、頑張ります!!ソラニンさんには昔から本当に助けられており、私にとっては母乳育児の神様なのです。いつもただただ感謝しています。

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