予防接種不適当者とは?
感染る病気を防いでくれる予防接種は、様々な意味でお子さんに受けさせていただきたいものです。(一部の極端なナチュラリストのお母さんは、全ての予防接種=害悪のようにお考えですが、お子さんには予防接種を受ける権利があります。それを阻害するのは避けてくださいね。)
しかし、逆に世の中には、予防接種を受けたくても受けられない方がいらっしゃいます。
そういう方を予防接種不適当者といいます。
定義としては、以下の通りです。
☆明らかに発熱している方。(そりゃそうだ!)
☆重篤な急性疾患に罹患している方。(例えばRS感染症で入院加療中だったりしたら、無理だわな。)
☆ある疾患にかかわる予防接種液に含まれる成分でアナフィラキシーショックになったことが判明している方。(予防接種液成分によりアナフィラキシー経験があれば、生命にかかわりますからな。)
☆麻疹・風疹・ポリオの予防接種を受けるにあたり、妊娠している方。(例えば抗体の無い妊婦さんが風疹の予防接種を受けたら、おなかの赤ちゃんが先天性風疹症候群になってしまうことは充分想定されますな。)
☆BCGの予防接種を受けるにあたり、外傷(例:各種の怪我や手術痕など)によるケロイドが出来ている方。(ふむふむ、確かにBCGは細かい複数の針でスタンプしますからな。)
・・・以上5つの項目に該当する方は状況的に理解しやすいでしょうが、もうひとつの項目に該当する方は、ドクターの判断ということになるのでしょうね。
☆その他、予防接種を行うことが、不適当な状態にある方。
「ん~、それってアレルギー体質のことなのか?」って解釈してしまいそうですが、そうではないそうです。
アレルギー体質の方は、予防接種要注意者だそうです。
それについては、次回記事化したいと思います。
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