« 果たして40歳代初産ではおっぱいが出ないのか? | トップページ | 搾乳がストレスで断乳。(産後1ヶ月) »

2014年4月29日 (火)

緊急避妊薬『ノルレボ®』について。

緊急避妊薬『ノルレボ®』ってご存知ですか?
2011年1月8日付のY新聞の朝刊(私の住む地域では第17面)に掲載されていました。
SOLANINは、過去記事でも緊急避妊について記事化していますが、この『ノルレボ®』というお薬、従来処方されていたお薬よりも、(もちろん妊娠中絶よりも)女性のカラダへの負担が少ないトコロがメリットなのですね。

『ノルレボ®』は、子宮頸管粘液を粘ちょうにすることで、精子が子宮内に侵入出来にくくすること(排卵日くらいになると、オリモノも水っぽいというかサラサラに変化しますよね?アレは、子宮内に精子が侵入し易くするためなのです。)と、子宮内膜の増殖を抑制することで、卵と精子が受精しても子宮内膜に着床しにくくする2つの作用を持ちます。

Y新聞の記事によれば、
「性行為後72時間以内の服用で妊娠の可能性が大幅に減少する。」
「海外48カ国で承認済み。」と書いてありました。

あってはならないことですが、万一、犯罪に巻き込まれたりして性暴力の被害に遭われた方にも処方は適用されます。
もちろん通常の避妊がおろそかになってはいけない。」のは言うまでもないことです。
日本家族計画協会クリニックによれば、緊急避妊を希望するに至る理由で多いのは、「コンドームの破損」42% 、「避妊しなかった」(←問題外ですな・・・)20%、「コンドームの脱落」17%・・・と、この3つで79%に上ります。
「避妊効果が100%というわけではない。」のは従来の緊急避妊によるピルの処方と同様です。

また、『ノルレボ®』は薬局・薬店では購入できません。
「医師の処方が必要。」
「健康保険は適用されない。」とも
書いてありました。

また、当たり前ですが、『ノルレボ®』では性感染症の予防は出来ません。

妊娠、つまり次の赤ちゃんは、家族みんなで温かい気持ちで、迎えられるようにしたいですね。
くれぐれも「自分だけは大丈夫。」という過信は禁物ですよ。

« 果たして40歳代初産ではおっぱいが出ないのか? | トップページ | 搾乳がストレスで断乳。(産後1ヶ月) »

☆おっぱいとお薬」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

カテゴリー

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

アクセスカウンター

  • アクセスカウンター
    現在の閲覧者数: