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2014年5月 4日 (日)

BFH病院に対する世間の誤解。

日本国内にはBFH認定病院は出産できる産科施設の1.6%程度です。
しかし、BFHで生まれる赤ちゃんは年間20000人を超えるようになりました。
少しずつ、BFHで生まれる赤ちゃんが増えてきたら、世間の誤解も解けるかもしれません。

一番ありがちなのは、母乳推進の宗教か何かのように、怪しい医療者が集う病産院だと思っている場合。
これは医療関係者に多い傾向にあります。

次に多いのはどこからか、補助金を貰えるから、母乳育児推進をしていると思っている場合。
これは行政関係者からの質問としてよく耳にします。
お役人の考えそうな発想ですな。
「母乳育児を推進すれば、病院は儲かるのですか?」と聞かれたことさえあります。
もう少し、上品な聞き方としては、「母乳率が高ければ、加算請求できるのですか?」というのもあります。

どれもこれも、答えはNOです。
じゃぁ、何のために母乳育児を推進するのか。
お母さんと赤ちゃんの絆が深まるように・・・ですね。
お母さんが自分のおっぱいで赤ちゃんを育てたいと願うことはとても自然なことです。
大変な時もあるけれど、やり甲斐もある。
授乳という行為自体に大きな意味があるのです。
お家に帰られてから、マタニティーブルーになりにくいですし。
そんなお母さんの気持ちをくみ取りたいのですね。
きっと、これからは「私はおっぱいで赤ちゃんを育てたいのです。」というお母さん方の声が大きなチカラになり、変わっていくと思います。

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