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2014年5月11日 (日)

上手に出来るようマスターするために。

赤ちゃんがしっかり吸啜しているかどうかは、出産後間も無いうちは分からなくても致し方ありません。
浅い咥え方で痛みを感じても、「赤ちゃんの吸うチカラが強いからに違いない。」と、思ってしまう新米お母さんは、かなり多いです。
「私が痛みをガマンすれば、赤ちゃんはおっぱいが飲めるんだから、耐えないと。」と陣痛の最中のように、顔を歪めながら授乳されている方もいらっしゃいます。
頑張り過ぎて、「これ以上直母したら、乳首がポロッと取れてしまいそうです。痛すぎてもう吸わせられません。」と、電話された方もいらっしゃいます。

でも、本当に深い咥え方が出来ていれば、痛みなんか無いし、乳頭損傷は起きない筈なのです。
そもそも、"ドM”じゃないとおっぱいがあげられないなんておかしいのです。

「扁平乳頭でも?」
そうですよ。
勿論、産後2~3日目頃(乳房うっ積になる)迄だったら、充分可能です。
但し、授乳介助がデキる助産師に傍で見て貰いながらですよ。
自己流の咥えさせ方は、どうしても浅くなりますからね。
生まれて初めて授乳するのです。
出産後間もないうちは、どうやって含ませるかやり方が分からなくても、自分一人では上手に含ませられなくても、決して恥ずかしいことじゃないから。
入院期間中にやり方やコツをマスター出来ればいいのですよ。
焦らず、肩のチカラを抜いて、助産師に声をかけてください。
正しいラッチオンをマスターすることは、母乳育児成功のカギですよ。

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☆ポジショニングとラッチオン」カテゴリの記事

コメント

私も出産したばかりのときは痛みと闘いながらの授乳でした。なんていったって、カンガルーケアのときにすでに傷だらけになっちゃっていましたから。カンガルーケアの際は注意しなければいけないという記事が以前あったと思いますが、出産直後は我が子に会えた喜びとおっぱいを吸ってくれた喜びでその後の授乳の大変さなんて考えられなかったのでした(^^;

出産後は助産師さんが授乳介助をしてくれましたが、一度傷ついた乳頭はなかなか軽快せず大変でした。ちゃんと深く咥えさせていたら早く治ったのでしょうか。
もしもう一度出産する機会が与えられたなら、次こそは痛みのない授乳を楽しみたいと思います。

私も一人目の時は入院中に乳首が痛くて、退院直後に白斑になって自宅近くの母乳支援助産師さんのところに駆け込みました。
そこで初めて正しいくわえ方を教えてもらい、あかちゃんががっぶりとくわえたときにあまりにも無痛で「ええ!?痛くないじゃん!こんなゴクゴク飲んでるのに!」とカルチャーショックを受けました。
今思えば出産した病院は「母乳育児支援」といいながら、ミルク屋さんの手先としか思えないところでした。
出産後翌日に昼間だけ3時間おきに授乳室に行って、ただ適当にくわえさせて、時間がきたら自動的に糖水またはミルク補足・・・・。 
乳首が切れても、くわえかたなどチェックせずに「痛かったらこの薬とか塗ったらいいわよ」と市販の薬を渡されました。

浅く咥えても、痛いし、出ないし、一つもいいことないですね。
よく「痛くて泣きながら授乳したわ~」なんて自慢してる人がいますが、それってきっと正しくないポジションで無駄に苦しんだんじゃないかしら・・・・、と今となっては(心の中で)思います。

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