お母さんと赤ちゃんの一体感。
縫い針の先で突いた位の大きさの受精卵が着床し、およそ280日前後(最終月経の初日から数えて・・・)で誕生するまで、赤ちゃんはお母さんのおなかの中で育まれます。
お母さんが想像する以上に、赤ちゃんにとってお母さんとの一体感は揺るぎないものなのですね。
そして母乳育児中の赤ちゃんにとって、お母さんとおっぱいは等しく且つ不可分なものなのですね。
理屈では説明が難しいのですが、お母さんとおっぱいと赤ちゃんはイコールで結ばれる位の関係なのです。
ですので、赤ちゃんにしてみたら、お母さんが居なくなっちゃった(たまたま別室に居られるだけで、単に姿が見えないだけであっても)ということは、即ち“生きていくための&心の拠り所の”おっぱいがもらえなくなると解釈してしまうのですね。
赤ちゃんにしてみたら存亡の危機なのです。
「お母さん何処に行ったの?これから私は(僕は)どうすればいいの?不安だよ~」という気持ちが、あの泣き叫びの意味なのですね。
まるで自分の一部が失われたような感覚にとらわれてしまうのですね。
「そんな大層な・・・」だなんて言わないでやってね。
赤ちゃんは真剣なのですから。
見つめて・語りかけて・抱っこして・おっぱいをあげる・・・という、お母さんにとって当たり前の行為は、それだけで充分に素晴らしいことなのですよ。
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コメント
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すごい!
赤ちゃんにインタビューしたんですか?
投稿: レリー | 2014年5月 5日 (月) 18時42分