ドラッグストアでの無料育児相談は?
新生児のうちは、母乳育児を志向されるお母さんは、どなたも頻回直母をされていると思います。
少し月齢が進んで3~4か月になると、何となく「このままでいいのかな」という気持ちが湧いてきて、例えばまちのドラッグストアで無料相談担当の白衣の方(=大抵は栄養士さんなどの資格をお持ちの専門職の方ですが、営業ウーマンでもある方ですな。)にご相談なさったりすると、ありがちな指導は次の通りです。
授乳間隔が空かない時や赤ちゃんの体重増加が少な目ならミルクを勧められることがあります。
「いつまでも欲しがるままに与えていては、甘えが酷くなり、大変ですよ。」とか「もうそろそろ、生活のリズムを作らなきゃ、お母さんがしんどいだけですよ。」などの殺し文句で口説かれます。
逆に、赤ちゃんが夜は比較的よく眠ってくれて、メッチャ体重が増えていたら何も言われないかと思えばそうでもありません
「このままでは、離乳食を始める目安の日中の4時間間隔授乳は難しいですね。」とか「赤ちゃんが肥満児になるから、麦茶をあげて。何だったら少し早めに果汁を始めてもいいですよ。」など、月齢無視&授乳・離乳の支援ガイド無視(厚生労働省が保健所・保健センターに通達しお母さんにこのように指導するべしという指針)のコメントをされることがあります。(←最近里帰り先から自宅に戻られたお母さんから電話相談されました。)
中には、とても親身に相談にのってくださる方もあるのでしょうが、相手は営業さんでもあるのですから、そこを忘れてはいけませんよ。
ノルマだってあるでしょうし、自社製品が売れなければ困るのですから。
試しにさんざん勧められた後、同等の他社製品を目の前で籠に入れてみてください。(まぁ、かなりいじわるな振舞いなので、気が咎めるでしょうが・・・)
絶対にガン見されますから。
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