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2014年5月17日 (土)

貴女の赤ちゃん、歪め飲みしていませんか?

歪め飲みと言われても、何を持ってして歪め飲みというのか?
見分け方は?と思われることでしょう。
今日はこの歪め飲みについてお話します。
赤ちゃんに直母し口を離した瞬間の乳首のカタチにご注目ください。

乳首のカタチが直母前と同じならまず問題なし。
乳首のカタチが刃を3枚くらい出したカッターナイフの先っちょのように、「上の方が真っ平(=たいら)で、下に向かって乳首が短くなるような、切り立った崖のようなカタチ」になっていたらそれは間違いなく歪め飲みの印(=しるし)です。

こういうことが常態化すると、吸啜時の乳首の痛みに歯ぎしりして堪えながらの授乳になります。
「私が我慢をすれば・・・」と自己犠牲の精神でおっぱいをあげても「時間がかかる」「痛みが増す・痛みが和らがない」「なのに哺乳量としては少々しか飲めない」「あ~。私って何やってたんだろう?」ということになります。

入院中は妊娠中のおっぱいのお手入れが今イチですと、「吸われ負け」のように乳頭の皮膚が発赤したり、ヒリヒリと痛むので授乳後はラップが手放せないお母さんもおられます。
しかし、退院後もラップが手放せないということが長く続くということは、単なる「吸われ負け」に留まらず、歪め飲みによることが多いのです。

こういう場合はまずポジショニングの変更をして、歪め飲みにならないようにしていくことが必要です。

入院中乳房がよく張り、哺乳量測定したらたくさんおっぱいが飲め、おしっこもおっぱいの度に出て、赤ちゃんの体重が順調に増えていると、何の問題も生じていないと、助産師もお母さんも捉えがちですが、この口を離した瞬間の乳首のカタチのチェックだけは怠らないでくださいね。

それに気が付かずに退院後も歪め飲みが常態化すると、乳首の痛みがちっともラクにならないだけではなく、赤ちゃんが全然おっぱいが飲めず、乳首に受ける刺激が非効果的になってしまい、まず乳房がパンパンに張り、やがて乳房がいきなり張らなくなり、おっぱいの分泌がストンと落ちてしまうことがあります。
特におしっこの出方が少なくなるのは要注意です。(量も回数も減る。)
「おかしいな?」と感じたら、取り敢えず母乳外来か助産院でよ~く診てもらいましょう。
早期発見が早期改善につながりますよ♪

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☆ポジショニングとラッチオン」カテゴリの記事

コメント

初めてコメントさせていただきます。
まさにうちの子が飲んだ後がカッターの刃なので、驚きと焦りでいっぱいです…。
最近飲みながら怒ったり、むせたりすることが増えてきたので心配はしていましたが…やはり抱き方が悪かったのですね。生後2ヶ月が過ぎ、私自身もどの抱き方が良いのか分からなくなってきていたので、近い内に相談に行こうと思います。私自身は痛みを感じていないのですし。なにより、飲みたいのに飲めないのは可哀想です。
初産で産後鬱になりかけながらも完母を続けています。こちらのblogに巡りあえて良かったです。ありがとうございます。

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