おっぱいマッサージが必要・有効な場合とは?
俗におっぱいマッサージと言いますが、様々な流派というかやり方があります。
厳密に言えばSOLANINは無印のマッサージですが・・・
研究所や道場があり、既定の理論や実習及び独自の試験をクリアした方が、お免状を授与されて実践できるものです。(ブランドマッサージとでもいいましょうか・・・)
正式には「○○式乳房管理術」とか「▽▽式乳房治療手技」とか「●●ケア」とか「▲▲式乳房マッサージ法」などが正式名称となっております。
乳腺炎などのトラブルを修復したり、乳質を高めたり、乳管の開通を改善したりというように、治療的な意味合いが強いものです。
産後の乳房の理想的状態を保つのは、第一に赤ちゃんに正しいラッチオンでその赤ちゃんに合ったポジショニングでこまめにおっぱいをあげることです。
それに加えてお母さんがお食事や授乳間隔に気を付けていれば、そうそう滅多にトラぶったりしません。
それでもトラぶってしまうなら、それは何か原因があるということです。
そうして、そういう困った時にこれらの高い技術を持っておられるセンセイの手はゴッドハンドになるわけです。
おっぱいは白い血液です。
赤ちゃんの大事な栄養源です。
そんな大事なものを、高いお金を払って、異常が無いのにやみくもに搾って捨ててしまうのは勿体ないし、おかしいのではないでしょうか?
これといった異常を来たしているのでもないのに、赤ちゃんがしっかり飲めているかについて確認することは軽視して、乳房マッサージばっかりにかまけるのって、どうなんだろう?って思ってしまいます。
過去記事にも書きましたが、くどいようですが、おっぱいは「搾り出してナンボ」ではなく、赤ちゃんが「飲んでナンボ」ではないかと私は考えます。
また、乳房がトラぶって治療的意味合いでおっぱいマッサージを受けられるとして、ブランドマッサージにするのか、無印マッサージにするのかという選択権はお母さんにあります。
どちらを選ぶにしても、痛いおっぱいマッサージは良くないと思います。
無痛とまではいかなくても、フツーに会話できるくらいのおっぱいマッサージなら受けて良いのではと思います。
ご参考までに。(笑)
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