こういう方には、マジで萎えます。
サーカティアンリズムが出来ていない新生児に、眠りたいだけ眠らせれば、ほぼ昼夜逆転になることは、当ブログの読者さんであれば、過去記事でご存知かと思います。
1ヶ月健診や家庭訪問などの際、日中まともに赤ちゃんを起こさない件は棚に上げて、夜間に活気づく赤ちゃんに対応しきれないと小児科ドクターや保健師さんに泣き言を言われるお母さんがいらっしゃいます。
間違いなくおっぱいはよく出ている方です。
赤ちゃんの生活リズムが整っていないだけなのに。
いや、正確にはお母さんが整える努力を怠っているだけなのに・・・です。
堪りかねて、「それじゃあその日の最後の授乳にちょっとだけミルクを足しますか?」と小児科ドクターや保健師さんが仰ったら、こういうお母さんってその手のアドバイスを金科玉条として実践しちゃうんだなぁ。
元々はおっぱいがよく出ている方です。
そんな方がプロラクチンレベルが高まる深夜にドッカ~ンと授乳間隔を空けたらどうなります?
当然ですが数日のうちにうっ滞性乳腺炎への道をまっしぐらですわ。
うっ滞性乳腺炎になったら、痛いし熱は出るし散々な目に遭います。
しかも、治りきるまで乳汁分泌は1/2~1/3程度になってしまうことも。
更に、不味いおっぱいでは赤ちゃんが喜んで飲んでくれません。
そうこうしているうちに、「赤ちゃんの発育ペースがガクンと落ちてしまいました。これっておっぱいが足りないってことですかね?(泣)」なぁんてことになっちゃうんだなぁ。
くどいようですが、元々はおっぱいがよく出ていた方です。
なんか、おかしくないですか?
母乳育児支援に携わる助産師は、母乳育児を希望されるお母さんのために、知恵を絞り出し身を粉にして日々奮闘しています。
そりゃあもう縁の下の力持ちみたいに、両腕をぐっと突っ張って、重量挙げ選手みたいに必死に支えていますとも。
しかし、支えきれない程の強い力で上から踏みつけられることがあります。
残念なことに、踏みつけている人がお母さん本人だったという今回のようなパターンは、マジで萎えます。
この先、このお母さんへの対応ってどうすりゃあいいんですかねぇ?
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