早飲み出来るよう、竹串を刺してお鍋で茹でる?
お母さんがHTLV(+)のため、悩んだ末に、生後3ヶ月以降、完ミに切り替えた方とお電話でお話をしました。
少しでも直母とのギャップを少なくするために、また、ガッツリ系の赤ちゃんなので飲み過ぎを助長しないように「母〇相〇室®」のゴムの乳首を入手されて活用中でしたがその時の赤ちゃんの体重が6kg台だったので、大体1回に120mlで1日に7~8回ほど飲ませていたそうです。
「母〇相〇室®」は、中々吸うには力が要るお品なので、そのガッツリ系の赤ちゃんであっても、平均で25分を要し、その後満足するという、絶妙なパターンが出来上がっていたそうです。
しかし、そんな哺乳の様子を見ていた義母さんが、次の授乳の前、「このゴム乳首、時間かかり過ぎよね。10分間くらいでチャッチャと飲む方がラクでいいわよ。それでちょっと前に、ゴムの乳首孔に竹串刺して、お鍋で茹でて孔を大きくしておいたの。次からは時間短縮できるわよ~。」と、笑顔でのたまったそうです。(驚)
全くもう、何を考えてんだか・・・年を取っていても、こんな無茶苦茶する方が居られるのですねぇ。
で、赤ちゃんのお母さんは、まさかと思いながら、デカ孔に加工された「母〇相〇室®」でいつものように赤ちゃんにミルクを飲ませたところ、何と10分もかからずに早飲みをしてしまったそうです。
デカ孔のゴム乳首では、「母〇相〇室®」といえども全然満足感が得られないので、赤ちゃんが「ミルクもっと寄越せ」状態になり、150ml以上飲まないと、満足しないようになったそうです。
しかも、満足どころか苦しくてグズるので、あやすのも一苦労だったそうです。
そして3日間が過ぎ、お母さんも困り果て、精神的にも限界だったようで、「どうしたらいいですか?」と、泣きそうな声で、電話されてきました。
幸い、予備用として、スペアの「母〇相〇室®」をお持ちでしたので、それを使っていただくことにしました。(このような場合、デカ孔のゴム乳首は百害あって一利無しなので廃棄してもらいました。)
早めの対応が良かったのか、言い聞かせが効を奏したのか、赤ちゃんはどうにか復旧されました。
しかし、この義母さん、ホントにしょうもないことをしでかしてくれましたなぁ。
本人は親切心なのでしょうが、「母〇相〇室®」のコンセプトである、“直接授乳訓練用”ということが、な~んも分かっちゃいないのね。
HTLV(+)のため、良く出るおっぱいなのに泣く泣く完ミに切り替えざるを得ないお母さんにしてみたら、せめて直母とのギャップを少なく(=しっかり大きなお口を開け、舌を前から後ろにうねらせる)して、飲み過ぎ防止を図ろうとしておられたのに、それを台無しにしちゃう行為をされたのですからね。
きっと、吸啜運動の持つ意味や、赤ちゃんにとってミルクはどのような役割を果たすものなのかということが、な~んも分かっちゃいなくて、「赤ちゃんには早くいっぱいミルクを飲ませればいい!」と安直に考えているからこういうことをしちゃうのね。
何というか、あるまじきおばあちゃんだと思いました。(怒)
そしてその、あるまじきおばあちゃんに告ぐ。
「最強母乳外来に来なさい!」
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コメント
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もうすぐ3ヶ月になる息子。私に何かあった時のため、母乳相談室を買ってありますが、せっかちな義母に頼んだらこんな事やられそうですね。もしくはもっと飲みやすい乳首買って飲まされるとか…。そもそもその時ほ乳瓶で飲んでくれるのか疑問ですが。さすがに100ミリ越えてくるとソフトカップの量じゃないしな…。
最近、満腹中枢が形成しつつあるのかあまり飲まなくなってきました。今までは寝かしつけもおっぱいだったのに、お腹いっぱいだから入らないと拒否され、日によってですが、トントン&手つなぎになってます。嬉しいやら悲しいやら。そのぶん飲み残しが多くて困ります。
投稿: ちぃ | 2014年5月25日 (日) 20時50分