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2014年5月19日 (月)

乳房が張り過ぎて飲めない!

母子異室時代の名残なのかもしれませんが、乳房がパンパンというか、ガチガチに張る(=過剰な緊満状態)と、おっぱいがたくさん造られて、たくさん出てくると信じておられる方はまだかなり多いのではないかと思われます。
どうかすると、助産師であっても、そう思い込んでいる方が幅を利かせているかもしれません。
ホントのトコロはどうなんでしょう?

そうですね。
「おっぱいが張る=乳房の緊満」は、おっぱい工場の立ち上げの段階で見られる現象と考えて貰ってもいいかとは思いますが、張らなければ出ないというわけではありません。
そうではなく、過剰な乳房緊満は、うっ滞性乳腺炎への一里塚なんですね。
赤ちゃんの舌が短かったり、巻き付けが下手っぴちゃんで、尚且つお母さんの乳頭が正常形態ではない場合は、深く吸着すること自体が困難になります。
上滑りしてしまい、巻き付けなんて端から出来なくなってしまいます。

先搾りは痛いけど、せざるを得ないことですから、とにかく赤ちゃんが吸い付けるように,乳頭・乳輪の外側1cmの範囲(乳頭から同心円で)を柔らかくほぐしてから赤ちゃんに吸い付かせてくださいね。
そうそう、その場合のポジショニングは、「縦抱き」ですよ♪

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