お母さんの絶妙なハンドアシストが必要なこともある!その1
早産の赤ちゃんや低出生体重児の赤ちゃんや舌小帯短縮症の赤ちゃん達の場合、どうにか直母ができるようになっても、体力の限界に達するのが早いため、ポジショニングやラッチオンを万全にしても、乳頭・乳輪・乳房の条件(≒形態、硬さ、伸展性、おっぱいの分泌、乳管開通等)に問題が無くても、早い話、量的にまともに飲めないことがあります。
勿論、いざとなったら、しばし搾乳で凌ぐと割り切るのも致し方ないのですが、「乳房基底部からの圧迫授乳」若しくは、「わし掴みするかのように乳房を把持すること」で、突然直母が出来るようになることもあります。何となく過去記事に出てきた流し込み直母チック・・・ではありますが、一応直母は直母です。
通常、「乳房基底部からの圧迫授乳」若しくは、「わし掴みするかのように乳房を把持すること」を痛みを伴わない程度に励行することは、問題ありません。
お母さんの絶妙なハンドアシストが、直母確立の強力な助っ人になることもありますよ。反対に、してはいけないことは、看護師さんが血圧測定する際、ゴム球をシュポシュポするかのように、乳房そのものをモミモミすることと、乳房に出来た硬結部分をゴイゴイと扱(しご)くことです。
乳腺体を傷めますからなぁ。
ご注意願います。
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