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2014年6月28日 (土)

お母さんの絶妙なハンドアシストが必要なこともある!その2

授乳開始した産科入院中、乳頭・乳輪の奥(過去記事風に表現すれば、スィートスポット)が硬いのは、お母さんのカラダが冷え症で、しかも妊娠中の乳頭ケアが出来ていないためであることが多いです。
そのままでは深くラッチオンが出来ないことがしばしば起こります。
(出来たと思っても、じきに浅くなってきて、まともラッチオンが出来ていないのですね。)
同名記事のその1のように、圧迫授乳をしてもいいのですが、それだけでは難しいですね。
それはある程度開通し、分泌も良くて、例えば搾乳がスムーズに20~30ml/回程度は出来るようになってからの話です。
それまでの初期のうちはどうしたらいいのか?

 それは、「先搾り」若しくは「先ほぐし」と言われる、乳輪の用手(用指と表現した方がより適切か?)マッサージです。
あまり痛いことはしたくないのですが、元々乳管が詰まっているであろうことに加えて、初乳や移行乳はねちょいですから、痛みを伴うこともあります。
乳輪の大きさにも依りますが、人さし指の幅一本分(だいたい1.2~1.5cmくらいだと思います。)乳輪の外側からマッサージします。
それを赤ちゃんにラッチオンさせる前に毎回行います。
滴たったおっぱいは捨てるのは勿体ないので、小さなカップ等に受けて後で飲ませましょう。
 

赤ちゃんがまともにラッチオンして量が飲めるようになるまでは続けてください。
1日10回以上の頻回直母をしていけば、やがて授乳前であっても乳頭・乳輪がソフトになって来ます。
その段階になれば、この作業は不要になります。
念のため申し添えますが、季節や気候にかかわりなく、このような状態の場合は冷たい飲み物を摂るのはNGですよ。

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