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2014年6月15日 (日)

母乳育児中のお母さんがしてもらって嬉しいこと(旦那さん編)

休日出勤の日の私の仕事はお母さんと赤ちゃんのお世話ですが、母乳外来の患者さんが受診されると、私が対応することになっています。
今日は乳腺炎の方ではなく、6日前に2週間健診を受診され、退院時よりも体重が減少していた、Hちゃんとお母さんのAさん&その旦那さん(=Hちゃんのお父さん)が来院されました。

 Aさんは入院中から、乳房がガチガチで、糾励根の湿布が手放せない状態でした。
元々冷え性/肩こり/骨盤の緩みと3拍子揃っていたのに加えて、赤ちゃんの吸着に問題があり、飲みムラも激しく、昼夜逆転傾向でした。
退院後は熱発し、乳腺炎にもなり、乳頭は傷だらけのままで、心が折れそうになっておられました。
「張るし、痛いし、おっぱいが出ないし。」の三重苦でしたから。
今日はAさん母子に旦那さんが付き添われ、私にも実に多くの質問をされました。
赤ちゃんの生理的な現象や乳房の状態など、旦那さんの疑問には誠意を持って答えました。
が、多分奥さんのことが心配でならないのでしょうが、「妻がおっぱいにかかずらっている。自分が赤ちゃんをあやしてもどうにもならず、結局赤ちゃんはおっぱいを飲まなくては承服しない。ミルクだったら自分が妻に代わってしてやれるのに。夕方過ぎからグズグズ泣いて1時間置きにおっぱいで、乳首もふやけ乳房も張らず、ホントに出ているかどうかのようなおっぱいをあげることに意味があるのか」と気持ちを述べられました。
う~~~~ん。どうでしょう?
Aさんは几帳面な性格の方ですが、今日はおっぱいの出方にも自信が持てる状態で、赤ちゃんの体重も増えてきていたので、表情も明るく前向きでした。
旦那さんの仰ることも分からなくはないですが。
 

皆さん、いかがでしょう?
完母またはそれに近い状態のお母さん、旦那さんが「ミルクを足したら。」と言ってくれて、嬉しいですか?
私はそうじゃないと思うのです!!
確かに懸命にあやしてもおっぱいには敵わないから、きっとこの旦那さんは無力感が強かったのでしょう。
大変な状態の妻の役に立ってあげたい、赤ちゃんを泣き止ませたいのでしょう。

 でもそうじゃなくて、大変な状態の妻を認め、労うこと。
例えば「ここを乗り切ったらきっと赤ちゃん眠ってくれるから、もうひと頑張りやな。」「いつも赤ちゃんのために痛くても吸わせてくれて有難う。」っていうような言葉をかけてくれたら、妻としてはとても報われるというか、嬉しいのではないでしょうか。
 

また、旦那さんが自分に出来る家事をしてくれることも、産後は特に助かるのではないですかね。
例えばのどの渇いている妻にさりげなくお茶を淹れてくれたり、(恩に着せたりせず)出勤時にごみ出しをしてくれたら助かりますよね。

 上手く表現が出来ませんが、旦那さんには赤ちゃんに対し、妻と同じことをするのではなく、妻を支える言動をしてくれた方が、夫婦の人間関係が良くなるし、その方がおっぱいが楽しくなると思います。

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