自動車での長時間の移動について。
ご実家が遠方ですと、普段の交流が難しいですから、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの長期休暇で帰省される読者さんもいらっしゃるかと存じます。
オトナだけの帰省ならば、どうということもないのですが、赤ちゃんを連れて行くなら状況が変わってきます。優先したいのは乗り物に乗る時間が最小限であることです。
予算もあるのでしょうが、ここは奮発してもらうことをご決断願います。
仮に赤ちゃんが道中昏々と眠り続けているなら、何時間かかっても大丈夫かもしれませんが、そんなことは有り得ないですね。
自動車は小回りが利きますし、休憩も自由ですが、長期休暇中は渋滞に巻き込まれる可能性が大きいですし、お父さんお母さんが交代で運転されたとしても疲労度が大き過ぎます。
また、赤ちゃんも「長時間」同じ姿勢を取らなくてはならないと、むずがるなと要求するのは可哀想ですし、そんなの無理ですね。
かと言って、チャイルドシートから出してあやすのは危険です。
こちらがマトモな運転をしていても誰かに追突でもされたら、赤ちゃんは吹っ飛んで車外に放り出されます。
これが新幹線や飛行機ならば国内の移動ならば「長時間」になることは、稀になります。
気圧の変化でむずがることもありますが、おっぱいを飲ませたら治ります。
また、基本的に抱っこして歩いても差し支えありませんね。
座席予約の際におむつ交換や授乳の場所について確認しておけば、まごつかなくても済みますね。
キツい表現で恐縮ですが、赤ちゃんの体力の限界を超えた要求を「言い聞かせ」るのは親御さんのエゴになります。
百歩譲って、それでも「長時間」自動車での移動を強行されたとして、道中運良く赤ちゃんがいい子で居てくれても、現地に到着したら何時間も号泣し続けることは、十分に想定されます。(SOLANINも大昔5時間半の自動車での移動で懲りた経験があります。)
超機嫌の悪い赤ちゃんを宥め続ける役割は、一体誰がすることになるのでしょうねぇ?
「そこまでしなくてはいけない帰省って何なんだ?」と思いませんか?
帰省は一番体力のある方のペースに合わせると失敗します。
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