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2014年7月24日 (木)

10ヶ月健診の思い出(H1編)(若干改訂版)

この年になっても子どもの健診のことは不思議とよく憶えています。

なんとなく、振り返りたくなったので、長女H1のことから書いてみます。
3人共、運動機能の発達は早く順調でしたが、群を抜いていたのがH1です。
10ヶ月の時の移動手段は「トコトコ歩く」で、既に「はいはい」はしなくなりました。
物おじしない性格でしたが、男の人が超苦手で、抱っこされようものなら号泣していました。
「マンマ」「あーちゃん」などの単語も出てきました。
公園から帰る時はお友達に「バイバイ」していました。

さて、10ヶ月健診の時は小さいものを指先でつまむというチェック項目があります。
チェック項目は問診表だけではなく、保健師さんの前で実演しなくてはなりません。
いつもなら簡単に出来るし、褒めると繰り返しいつまでもやって見せますが、健診は寝起き直後でした。
生憎(あいにく)、H1は寝起きの悪い子で、その時もムスっとして反応が悪く、面識のない保健師さんを睨みつけています。
(因みに長男T1と次男T2の時は、小さい鈴を透明のガラス瓶に入れるやり方でした。)
とても小さいものを指先でつまむ芸当など出来そうにもありません。

それで、私も困ったなと思っていたら、保健師さんは徐(おもむろ)にお懐紙の上にコロコロとボーロを出されました。
そして、「どうぞ。」と、H1に勧めてくれたのです。
当時、ボーロが好物だったH1は保健師さんをガン見していたのに豹変し、にっこりしながらいつも通りに指先でつまんで、口にボーロを入れました。
しかも、愛想笑いをして暗に「もっとちょうだい。」と目で訴えていました。

保健師さんの前での実演による発達チェックは無事クリアーしました。
でも我が子ながら、何て現金な奴だろうかとも思いました。(笑)

追記:健診などでチェックされる項目というのは、基本的に「お手本を見せて,真似をさせる。」というやり方です。
従って、お手本を見たことが無いと、チェックの意図が分からず、実施困難なため判定不能となります。
また、その日その時の機嫌も重要です。
保健師さんも一見(いちげん)状態で、「する能力に欠ける。」のか、「チェックの意図が分からず出来なかった。」のか、「恥ずかしかったり、乗り気じゃなかったから断固拒否した。」のかを判定するのは難しいこともあるそうです。
であれば、健診でチェックされること(≒予め想定されること)を日々の遊びの中で練習させては如何でしょう?
勿論、嫌がらない程度に1ヶ月くらい前からボチボチのペースで。
お子さんの月齢相当の能力を順当に引き出してあげるために。
お子さんが健診当日に実力が発揮できるように。
老婆心ながら申し添えさせていただきます。
(2014年7月24日0時00分00秒)

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