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2014年7月21日 (月)

レイバック抱きの注意点。

最近(ここ2~3年?)、IBCLCの先生方が仰るところの比較的新しめのポジショニングです。
リクライニングのソファに凭(もた)れかかり、赤ちゃんを斜めのカンガルーケアみたいに縦抱きっぽく抱きます。
あっ、勿論赤ちゃんのお尻が擦り下がらないようにお母さんの片手で下から支えますよ。
特に頸の座っていない月齢の赤ちゃん(←新生児を含む)なんかは頸がグラグラですから、鼻腔が乳房に埋もれないように後頸部をしっかり把持するのは申すまでもありません。
この授乳方法をレイバック抱きというそうです。


どんなメリットがあるのでしょうか?
それはですね、舌が短くて前に出にくい赤ちゃんに適しているということです。
赤ちゃんのお顔が若干下向きっぽくなるので、重力の加減で下顎が下がり、尚且つ舌が前に出易いらしいです。
舌が短い赤ちゃんは、怒りっぽくて、眠り王子や眠り姫が多いですから、SOLANINも縦抱きっぽい抱き方は適していると思いますな。(舌の短い赤ちゃんに横抱きなんかした日にゃあ、咥えて数口で寝落ちしますからな。しかも、若干浅飲みがちになっちゃうし。)

これでしっかり咥えてくれたら、まさに福音ですな。(嬉)
おっぱいの分泌は良いのに、直母に大きな飲みムラがあったり、直母が量にならない(≒入院中だったら1回哺乳量を測定しても0~1桁、多くてもせいぜい10g台)場合は試してみる価値ありそうですな。

注意点があるとしたら、整体関係の方からの情報ですが、骨盤周辺にはあまりよろしくない姿勢だとか。(腰が痛くなったり、緩み易いのかな?)
整体関係にお詳しい方、出来ましたら記事の補足をお願いします。

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☆ポジショニングとラッチオン」カテゴリの記事

コメント

産前産後専門の整骨院の院長をしています。
このレイバック姿勢が腰や骨盤に悪いことはないと思います。
逆に腰部に負担がかからないし、足を伸ばしてやれば骨盤がゆがんだりすることもないはずです。
後ろにもたれかかることで、授乳時に多い頚部や背部の負荷の軽減にもつながります。
さらにこの姿勢なら骨盤底筋エクササイズもできちゃいますしね。

そうなんですか?
だったら、安心してレイバックポジションが出来ますね!

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