がっちり把持したら、赤ちゃんが痛がる?
世の中には、生まれて間もない赤ちゃんを抱っこしたり支えたりする時は、そろりそろりorふわりふわりしていないと痛みを与えるからダメだと思い込んでいるお母さんが少なからずいらっしゃいます。
先日の記事にもアップした『浅飲みでないと赤ちゃんが窒息すると思い込んでいるお母さん。』もそうですが、此処、正しい知識を身に付けてほしいなと思うことが続きます。
SOLANINがしつこいくらい言い続けているフレーズのひとつである、いわゆる直母の際の後頸部の把持ですが、生卵を手掌で包み込むような感じで赤ちゃんの後頭部を持ってしまい、頸が前掲し、「それじゃダメなんだってば!」という現場にしょっちゅう遭遇します。
沐浴を自分一人でした経験のあるお母さんだったら分かると思いますが、後頸部をがっちり把持しないと、赤ちゃんはドボンしちゃいますよね?
仮に沐浴の実技指導時に、お母さんがそろりそろりorふわりふわりな把持なんかしちゃった日には、SOLANINは、「赤ちゃんに潜水訓練でもさせるおつもりですか?」と、ツッコミを入れちゃいますよ!
痛くないかですって?
がっちり把持しても赤ちゃんは泣いたりしませんよ。
別に赤ちゃんにラリアットするわけじゃないし、爪立てて引っ掻くわけでもないし、ただ単に直母の際に後頸部をがっちり把持することを躊躇ってどうするの?
逆に頸が据わっていない赤ちゃんはがっちり把持しないと安定しないから、カラダがとても辛いんですよ。
そりゃぁまぁ、赤ちゃんに良かれと思っていたことに対し、いきなりダメ出しされたらショックだとは思いますが、是非早急にアタマを切り替えていただき、赤ちゃんにとって本当によいことを取り入れてくださいね♪
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