黄疸値が高いから、おっぱいを中断する?(生後1ヶ月迄)
一般的に日齢・体重毎の基準値よりも黄疸値が高く、光線療法をした赤ちゃんは念のためということで、退院数日後に1回は黄疸値の再検ということで、ドクターから受診を促されます。
時々、活気があり、おっぱいも3時間以上間隔が空くこともなく、おしっこやうんちの量や回数も多くあり、体重増加も良好で、黄疸値以外の血液検査のデータには特に問題が無いのに、黄疸値がリバウンドしてしまうことがあります。これはいわゆる「母乳性黄疸」と呼ばれるものですが、残念なことに、各病産院で取り扱いがまちまちで、母乳育児に全く理解のないトコロでは、赤ちゃんだけ再入院させて、経過観察もしくは再度の光線療法を施行するようです。
その間、お母さんはどうするのか?は全く指導無しです。(汗)
母乳育児を続けたいお母さんは、赤ちゃんの入院中「何も言われなかったから何もしない。」などという愚かな対応ではいけませんよ。
時間毎におっぱいを搾り、乳管が詰まらないよう、分泌を維持できるように対処されます。
必要に応じて冷凍もしくは冷蔵保存される方もおられます。
仮に1日でも母子分離になったら、その間の乳房管理をおろそかにしないでくださいね。
« 離乳食にハマる完母の赤ちゃんの授乳はどうするの?(8ヶ月) | トップページ | お勧めしたい書籍『いのちの授業』 »
「☆赤ちゃんの身体の特徴とケア」カテゴリの記事
- 早産児と健常新生児はちょっと違いますよ。(2015.11.05)
- 排気(げっぷ)のさせ方にモノ申す。(2015.06.27)
- おなかにガズが溜まり易い時の対処法は?(3ヶ月)(2015.03.19)
- 新生児のげっぷ出しのゴールデンタイム!(2015.01.05)
- お雛巻きの効能とは?(2014.09.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント