平成24年度には、母子健康手帳の様式が改訂されますよ♪
平成24年度から母子健康手帳の様式が改訂されます。
順不同ですが、かいつまんでお話ししますと、
★先天性胆道閉鎖症の早期発見のために、うんちの色見本帳を母子健康手帳に綴じ込む。
★妊娠・分娩リスクに関する情報を盛り込む。
★発達が遅れがちな乳幼児の保護者の心理的負担に配慮して、成長発達の確認項目を「できるorできない」から、達成時期を記載する形式に変更する。
★予防接種の様式が、定期接種と任意接種を並べて配置して、見易い様式に変更し、未接種のワクチンの接種の勧奨する。
★歯科保健指導項目の追加。
★食事や生活リズムの形成に関する項目の追加。
★乳幼児虐待予防について、お母さん自身が気がつくことが出来るようにという質問項目の追加。
お父さんの育児参加・協力を促進するための配慮。
そして、これはイイなと思ったのが、
★乳幼児身体発育曲線と身長体重曲線の改訂(2010年の調査データに基づく)です。
この10年で生下時体重がかなり変わってきていますし、母乳育児をしているお母さんの割合も、微増しているらしいですから、グラフの帯幅やカーブも少し変化が見られるのでは?と思われます。
これを機会に集団健診の場でありがちな、完母で若干体重が少なめの赤ちゃんに対し、直ぐに「母乳不足ですね。じゃミルク飲むだけ足してね。」みたいな、母乳育児に理解の薄い&一方的な保健指導も見直されるといいなと切に願っております。
追記:もう一つの特徴は、妊娠週数(正確には妊娠何ヶ月かという括り)毎に、お母さんの気持ち・想いを書く欄が造設されていることです。
昔はこうゆう欄はありませんでした。
大きくなった我が子に見せてあげるためにも、この欄はしっかり記入してほしいなと思います。(2014年8月6日12時00分00秒)
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