乳房がパーンと張ってきた♪
産後3日ほど経過して、乳房がパーンと張ってきたら、ほとんどのお母さんは、「これでおっぱい分泌の起動スイッチが入ったから、沢山飲めるようになる筈だぞ。」と期待されます。
乳房が硬くなればなるほど、その想いは強くなるようです。
うう~ん。
ところが、実はそうでもないのですよね。(汗)
逆にパーンと張れば、以下のいずれかの状態に陥りがちです。
①滑ってばかりでまともに飲めないから怒りまくる。
②硬すぎて飲めないからくたびれて眠ってしまう。
③どうにか飲めてもダダ漏れなのでむせてしまう。
④浅飲みになるので乳頭損傷が形成される。
⑤乳房のうっ積とうっ滞が混在することになりがちなので尋常じゃないくらい痛過ぎる。
⑥解決していくには、直母前に先ほぐしなどの前準備が必要だから休む時間が減ってしんどくなる。
・・・上記の他にもまだ不都合なことはありますが、この6つだけでもうんざりでしょう。
ほどほどに張ることまで悪いとは申しませんが、パーンと張るお母さんを目の前にすると、「えらいこっちゃ!早う落ち着いてくれへんかな?」と思ってしまいます。
万一急に乳房の張り方が強くなったような気がしたら、担当助産師に、即刻確認してもらいましょう。
必要であれば然るべき対処をしてもらい、深刻化しないようにしていきたいものです。
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コメント
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まさしく!産後3〜4日目から、乳房は張ってゴリゴリして痛いくらいなのに、おっぱいは滲む程度しか出ず、「これは乳腺炎かしら」と、最強母乳外来の過去記事を検索しまくりでした。
なんちゃって母子同室病院だったので、頻回授乳も出来ず、助産師さんに相談しても、「痛いよね〜赤ちゃんに吸ってもらうしかないんだけど、乳房は張ってるけど、まだおっぱいがつくられてないんじゃないかな〜」のコメントくらいしかもらえず、心配しなが眠りについたところ、夜中に2回程、大量の尿が出て、翌朝おっぱいの張りはなくなっていました(笑)乳房に押し寄せていた水分がおしっこになって流れていったのだとにらんでいます。
その後、乳房が張ることもなく、退院日まで直母量0gで、混合で退院しましたが、こちらのブログのおかげで、頻回直母&体力の回復とともに2ヶ月半後に完母になり、もうすぐ8ヶ月の今も、我が子がおっぱいを飲む姿が可愛くて癒されています。
投稿: にゃんこママ | 2014年8月 4日 (月) 00時24分