上の子と下の子は飲み方が違うってことありますよ!その2続き
Mさんと赤ちゃんの母子がが2週間健診に来られたのは生後14日目のことでした。
その日の体重は3264gで、退院時からの体重増加度は13.6g/日と、おっぱいの分泌に対して飲む量が少な過ぎることを示唆していました。
「その1」の赤ちゃんの兄弟よりも体重差は少なかったのですが、兄妹の組み合わせだったので、飲み方がおっとりし過ぎるからでした。
再診までの1週間、こまめに起こして飲ませるように努められました。
相変わらず、1クールがやっとのこともあるものの、2クール飲めることも出来るようになってきました。
同伴されたおばあちゃんは「寝付くまでに時間がかかります。足りない訳ではないですよね?」と聞いてこられました。
私は、「体力が付いてきたのでしょう。元々は大き目の赤ちゃんなので、地力を発揮してきたのでしょう。」と答えました。
その日の体重は3448gになっていて、前回からの体重増加度は30.7g/日にアップしていました。
お母さんは「甘えん坊なのか、抱っこが大好きで・・・でも上の子たちがとても可愛がってくれるんです。」と、ニコニコしておられました。
「添い乳も出来ますしね~。1人目のお姉ちゃんは吸着も出来なかったから・・・
この子はそんなことないし。まぁ、お兄ちゃんはガツガツしていたし、このくらい大丈夫ですわ。」と肝っ玉が据わっておられました。
お母さんが元気ならおっぱいは大丈夫でしょう。(笑)
寝つきの悪さもお母さんはあまり気にならないようでした。
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