お雛巻きの効能とは?
母子ケア研究会(2012年春に改称されましたよね・・・え~っとなんだっけ?母子フィジカルサポート研究会だ!)では、赤ちゃんを寝かせる際に、お雛巻きを推奨されています。
背中を丸くCカーブにすると、おなかの赤ちゃんと同様の姿勢に近づくので、背骨に負担がかかりにくく、リラックスして寝かせてあげられる・・・ということは、当ブログの読者さんであれば、よ~くご存知ですよね?
「何となく窮屈そう・・・」とか「呼吸が苦しくないのかしら?」と、気にされるお母さん(というよりは、赤ちゃんのお祖母ちゃん?)はちょくちょくいらっしゃいますが、赤ちゃんは寝かせてもらう時の姿勢がとてもラクなので、お雛巻きして抱っこ⇒スクワットしていると、「おなかが空いた。」とか「おむつが汚れて気持ち悪い。」とか、とても困った状態でなければ、気持ちよさそうにウトウトし始めます。
さて、このお雛巻き、もう一つの効能があるのをご存知でしたか?
生後3~4ヶ月頃までの赤ちゃんは、大きな音や振動に対し、「そんな大層な!」というくらい、両腕をワナワナさせて、空を掴むようにしてビックリしたような仕草をしますよね?
あれは、神経の発達がまだ未熟なため起こる、モロー反射というものですが、それが出にくいのです。
つまり、生まれて間もない赤ちゃんは、まだ目もハッキリとは見えないし、結構なビビりちゃんなのですね。
でも、お雛巻きをすることで、怖がらない&お母さんのおなかの中と同様にに安心できるという効果があるのです。
ですので、是非してあげてくださいね。
なお、眠りから醒めたら、う~んと伸びをしたり、お雛巻きをほどいたりします。
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