赤ちゃんは大人の思い通りにならなくて当然です!
育児が辛くて・・・と訴えられるお母さんはとても几帳面な方に多く見受けられます。
「赤ちゃんに振り回されている。」とか「赤ちゃんの《しもべ》になったみたい。」などとおっしゃいます。
私もかつて、知らない土地で親元を遠く離れ、友人もいなくて、夫は仕事の都合で月に7日も自宅に帰ればいい方で、誰の手も借りられず・・・で子育てをしていた頃は「おっぱいの合間にご飯を食べ、おっぱいの合間にWCに行く。」という生活でした。
活字中毒とか紙魚(=「しみ」と読みます。本の虫という意味です。)というニックネームがあるくらい読書が好きだったのに、赤ちゃんと二人の密室育児では、唯一のインドアの楽しみである、読書がじっくり出来なかったのが辛かったです。
読みたい本を手にした瞬間泣かれた時は、本気で嫌がらせをされたのかと思ったことさえありました。
あ~やだやだっていう時、ありました。
でも、ヒトの赤ちゃんは生理的早産で、大人とはリズムが違うことや、本当ならば1歳くらいの体格・運動機能を身につけてから生まれるといいのに、早く生まれ過ぎているのだという文章をどこだったかで読みまして、かなり赤ちゃんへの対応が変わることがありました。
私はそれまで、どちらかというと「赤ちゃんを自分と対等」に見ているトコロがありました。
「赤ちゃんを一人の人」として認めることは大切ですが、「お母さんと赤ちゃんは対等」ではないのですね。
「振り回されてる」とか「しもべ」という風に感じてしまうのはココロのどこかで「対等」だと思ってしまうからなのですね。
「私が未熟者なんだ。私が大人にならなくちゃね。」って思いました。
それでも辛い時は観察者目線でいると案外乗り切れました。
観察記録を付けていたのが今役立っています。
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