7ヶ月間もの乳糖不耐症との闘いに勝利した赤ちゃん。
1ヶ月健診のあたり迄は何の問題もなく順調におっぱいだけで育っていたものの、4ヶ月健診の時点でで体重増加不良を宣告された赤ちゃんで、SOLANINの勤務先の母乳外来に駆け込んでこられた方のうち、何人もの赤ちゃんが検査の結果『乳糖不耐症』だったということが判明しています。
残念なことに“体重増加不良=母乳分泌不足”とステレオタイプの診断で一刀両断される小児科のドクターは未だちらほらおられます。(涙)
便クリニテストをするのが面倒なのか・・・
体重増加不良の赤ちゃんのお母さんに「せめてそれだけでも調べてもらえませんか?とドクターに頼んでみたら。」とお伝えしても「意味がないからしないと言われた。」というお返事をいただいたことも一度ならずあります。
コーカソイドよりもモンゴロイドには乳糖不耐症は多いのですが。
そんな面倒臭いことをしなくてもミルクをガンガン足していけば、多少は体重も増えるだろうってことですかね?
SOLANINの勤務先の小児科のドクターは便クリニテスト・・・してくれます。
ただ、場合によっては治療を開始しても長い闘いになることもあります。
乳糖不耐症と診断されて内服治療を始めたTくんは、7ヶ月かかって最悪4+だった検査結果が先日±になったと、お母さんが喜びの報告をしに来てくださいました。
小児科のドクターも「内服一旦オフにしましょう。」と仰ってくださったそうです。
ホントに良かったです。(笑い)
先が長いと1人では心が折れそうになることもあるかと思います。
SOLANINは支えていきたいと思います。
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コメント
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はじめまして。こうきと申します。息子は現在2歳4ヵ月。生後3ヵ月から完母で育て、2歳1ヵ月で自然卒乳しました。
まずは、記事に関するコメントでないことをお許しください。どうしても、SOLANINさんにお礼が言いたくて、コメントさせていただきました。
出産前の私は、母乳育児は絶対やりたいと思いつつも、産院で教わった乳房マッサージと、関連する書籍を少し読んだぐらいで、あとは産んだら何とかなるんじゃないかと思っていました。出産した産院は、母乳育児推進と謳いながらも、ミルク屋さんと仲良し病院な上、なんちゃって母児同室だったため、授乳時間が決まっており、その時間内に授乳をしながら、夜は3日目まで赤ちゃんとの同室は叶いませんでした。そして、当然、独自のルールに基づくミルク補足が行われていました。
私は陥没乳頭で、押し出せばなんとか出るものの、乳首も小さく硬くて、保護器を使わなければベビーが吸い付くことすらできませんでした。退院日でも1回哺乳量が2~4gで、混合で退院しました。退院後は乳頭混乱に陥り、授乳しても手で押し退けられたり仰け反って嫌がられたりして、直母の度に大泣きする息子に、私も不甲斐なさで泣きながら授乳していました。どうして自分だけ上手くいかないんだろうと、軽く育児ノイローゼになりかけていたと思います。そんな時に出会ったのが、旧・最強母乳外来でした。息子が寝ている隙に、少しずつ記事を読んで勉強し、哺乳瓶を母〇相〇室にしてみたり、ポジショニングを工夫したりして2ヵ月、片側から徐々にですが、ようやく保護器なしで直母できるようになりました。また、3ヶ月目からは息子がミルクを全く飲んでくれなくなったので、欲しがる度に1日20回近くの直母で乗りきり、晴れて完母になりました。そして、数ヶ月授乳しているうちに、陥没していた乳頭が柔らかく大きくなり、もう引っ込まなくなりました。
生後10ヵ月で職場復帰してからも、記事を参考にしながら朝晩の授乳をトラブルなく続けていました。後半は寝る前と朝0~1回のみでしたが、周囲のおっぱい止めろコールも、だって可愛いんだもーん!と、華麗にスルー(笑)しながら、卒乳まで行くぞと意気込んでいる最中に、2人目妊娠が発覚しました。もちろんタンデム上等!と思ってましたが、妊娠中期から分泌低下、ほぼストップ状態になり、授乳中の痛みも耐えがたくなり、言い聞かせ卒乳が頭を過りましたが、授乳中の息子の幸せそうな顔を見るのが捨てがたくて続けていました。ところが、それから1ヵ月後、なんと息子自ら卒乳してしまい、嬉しいやら寂しいやら… でしたが、最近になって、寝る前だけ「おっぱい飲むの~」と、再び求めるようになりました(笑)
でももう吸ったりせず、手でそっと撫でてみたり、乳首ギリギリまで口を近付けてみたり。あまりの可愛さに、飲んでもいいよ~と言ってあげると、チュッとキスして「おいしい」とニッコリ。幸せそうな顔で寝ていきます。毎晩このやり取りをするのですが、これが何とも幸せでたまりません。母乳育児って、卒乳して尚、こんな幸せがあるなんて。
実は私は救急外来に勤務する看護師です。以前は病棟勤務でしたが、育休から復帰と同時に異動になり、復帰後は、時には野戦病院のような忙しさと、やりがいはあるものの、病棟以上にやりきれない出来事のある現場で日々、心が荒みそうでした。それを癒してくれたのもやっぱり息子で、夜のおっぱいタイムは、保育園で1日頑張った息子のオアシスであり、私のオアシスでもありました。
最強母乳外来に出会っていなかったら、きっとこんな幸せを味わうことはできなかったと思います。SOLANINさんには、感謝してもしきれません。
もうすぐ、2人目の子供が生まれます。息子がカスタマイズして、以前より断然吸いやすくなったおっぱいで、新たなベビーを迎えたいと思います。
今までずっと、SOLANINさんにお礼を言いたいと思いつつも、連絡方法がよく分からず、こちらに書いてしまいました。拙い育児日記のような長文を送り付け、失礼なのは承知ですが、どうしても、報告したくて書きました。辛い日々から救いだして下さって、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました!
どうかこれからも、ブログを続けていって下さい。SOLANINさんの益々のご活躍を、陰ながら応援しています。
投稿: こうき | 2014年10月23日 (木) 05時28分