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2014年10月16日 (木)

P(=リン)とCa(=カルシウム)欠乏による体重増加不良・1週間後

丁度1週間くらい前に微量元素欠乏によるレア・ケースについて、記事にしましたが、憶えておられますか?
今日、S君とお母さんが再診のため、SOLANINの勤務先の母乳外来を受診されました。
体重測定、固唾を飲んで、見守りました。

《過去記事のおさらい》
S君は生下時2666g⇒Day111・5790gと順調に完母で成長しておられました。
ところが、それ以降一向に大きくならず、おかしいと思いお家で体重測定(=お母さんがS君を抱っこして測定し、後でご自分だけの体重測定して、差を求めるやり方。)されました。
家庭用体重計は目盛りが大きいですが、どう考えてもDay111よりも500gは減っているようで、びっくりしてお近くの病院の小児科を受診さえたところ、タイトルの病名を告げられました。
Day239にお近くの小児科を受診された時はDay111よりも700g以上減少していました。
さらに、Day242にSOLANINの勤務先の母乳外来を受診された時は5022gとさらに減少し、Day111からは-5.9g/日の割合で減り続けておられました。
おっぱいは5回/日、離乳食は2回/日でまずまずの食べ方とのことでした。
小児科のドクターは「おっぱいを2回/日にして、ミルクを3回/日にしてください。」と指導されたものの、全くと言っていいくらいS君はミルク拒否状態で、どうしていいか分からなくなりSOLANINの勤務先の母乳外来に相談に来られました。
 

小児科のドクターのご指導に異を唱えるつもりは毛頭ないですが、S君のお母さんは別に極端な食事制限をしていらっしゃる訳ではないので、「おっぱいの成分でPとCaが不足している可能性があるからミルクに切り替えて。」というお話に少し違和感を感じました。
私はすぐに副甲状腺機能の異常のことが頭に浮かびました。
よくよく聞くと「精密検査をして結果待ちです。」とのことだったので、病気ならば治療は小児科のドクターが対処してくれるにしても、喫緊の課題は何にせよ、ガッサリ減ったS君の体重を増やしていくことだと思い、おっぱいの飲ませ方と、離乳食の食べさせ方について、助言をしました。
ついでに、S君は医学的適応になるので、ミルクを少しでも飲んでくれたらいいと思い補足の方法について、お話しました。
そして1週間が過ぎDay249本日5162gと大変素晴らしい増え方でした。
20g/日で増えているのです。
この月齢ならば、順調に増えて10g/日ですから、倍のペースです。
しかも、結局ミルクはどうしても飲んでくれず、おっぱいを8回/日にアップしたのと、1回量を増やした離乳食でここまで戻ってきたのです。
S君とお母さんの頑張りが好結果を導きました。
体重のパーセンタイルグラフの下限を大きく割り込んでいるS君ですが、何とかこのウェーブに乗って、このまま増えてくれないかと願っています。
私としても嬉しくてS君のお母さんと一緒に嬉し泣きしました。

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