授乳中、インフルエンザワクチンを打っても大丈夫なの?
ワクチンメーカーのサイトを見ても分かるかと思いますが、授乳中のお母さんだからインフルエンザワクチン接種を控えなければならないという理由はありません。
ところが、実際には、「接種はしたいけれど、ウィルスの毒素(?)がおっぱいから出たら赤ちゃんに悪影響を与えることになるし、そんなの怖いから止めようかな?」と考えている方が意外と多いことに、SOLANINは最近気がつきました。
ううむ。
ウィルスの毒素(?)ねぇ・・・(汗)
これまでインフルエンザワクチンを接種された経験のある方は、分かっていただけると思いますが、もしも、インフルエンザワクチンに含まれるウィルスの毒素(?)が云々・・・というのであれば、最短で接種30分以内に、接種された本人に、何らかの副反応が出る筈です。
冷静に考えてみましょう。
インフルエンザワクチンを接種された本人が元気でピンピンしているのに、その方のカラダの中で代謝されたワクチンの成分(?)というかウィルスの毒素(?)が、おっぱいから出る⇒赤ちゃんを殺傷するかもしれない・・・と考えるのは、かなりナンセンスだということです。
それがホントなら、極論かもしれませんが、ワクチンがそのままバイオテロ兵器に転用できることになりますから。
いくらなんでも、そりゃあないですわな。
もちろん、個人それぞれの考え方があるので、SOLANINは授乳中のお母さんに対し、インフルエンザワクチンの接種を強要するつもりはありません。
含嗽や手洗いを励行し、睡眠・お食事に注意して、免疫力を高めるという考え方もアリかと思います。
お伝えしたいのは、「インフルエンザワクチン接種にまつわる、根拠のない風説に惑わされないでくださいね!」とゆうことです。
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