「えげつない」話。
知人から聞いた話です。
専業主婦の方(以下奥さんとします)がご出産されたのですが、逆子だったので帝王切開だったそうです。
で、いわゆる医療保険に加入していたら、産婦人科ドクターに診断書を書いていただけたら保険金が受領できるわけですが、そこで「えげつない」話があったそうです。
関西方面の読者さんでないと「えげつない」・・・の意味が分からないかもしれませんので、説明しますと、やり方があくどい。人情味に欠ける・・・ということです。
閑話休題。
さてその奥さん、当然所得が無いので、結婚を機にご自身が契約者だった医療保険を解約され、旦那さんが契約者の医療保険の家族特約というのに一元化されたのだそうです。
まぁ、ここまでは、何も珍しくもなり、ありがちな話ですな。
そして此度の帝王切開の際の保険金ですが、奥さんの預金口座にお振込みがあったそうです。
至極当たり前なことですよね?
ところがですね、そのことで旦那さんが奥さんイチャモンをつけてきたそうです。
曰く、「医療保険の掛け金を支払っているのは僕だから、僕が保険金を受け取るべきで、たまたま君の口座に振込まれたようだが、僕が全額受領するのが正当な権利だよね?」と。
はぁ?
生命を賭けて、痛い目をして赤ちゃんを産んだのは、紛れもなく奥さんです。
そりゃあ旦那さんが掛け金を支払っていたにせよ、社会通念上、奥さんが受け取ることに異議を唱えるなんて・・・男としてどないやねん?
恥ずかしくないのか!
そもそも、奥さんが帝王切開をせずに済めば、受け取ることのなかったお金です。
なんていうか、奥さんを鵜飼の鵜みたいに扱っているようで、怪しからんと思います。
セコ過ぎるというか、ケチを通り越して吝嗇(りんしょく)というか、他人事ながら聞いていて胸糞悪くなってきました。
ちなみにこの医療保険は、国内の会社の商品だそうです。
もしも、当ブログの読者のみなさんの中に、生命保険の外務員さんがいらっしゃいましたら、コメントいただけますか?
旦那さんの言い分は契約上は問題ないのかもしれませんが、こういう物言いをされる旦那さんって、結構多いのでしょうか?
少なくともSOLANINの周囲には、あまり耳にすることが無い話だったものですから。
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コメント
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以前保険の仕事をしていました。被保険者権利と言うものがありまして、保険契約者は保険料を払わないといけない人。被保険者は保険の補償を受ける権利のある人です。証券を見なくてはわかりませんが、旦那さんは保険料を払わないといけない人であって、奥様は被保険者だからこそ奥様の口座に保険金が振り込まれてると当たり前ですが考えます。保険金は奥様の補償です
投稿: マコマコマ | 2014年10月12日 (日) 00時22分