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2014年11月17日 (月)

定期接種と任意接種の違いとは?

MR,三種混合、ポリオなどは定期接種にに分類されます。
BCGは法律が異なりますが、定期接種に準ずるものと考えて良いようです。
いずれも決められた期間内に、指定された医療機関で、決まった回数を無料で受けられるというものです。
それに対し、Hib、新日本脳炎、水痘、流行性耳下腺炎(=おたふくかぜ)B型肝炎、インフルエンザ(新型も季節性も)などのワクチンや定期接種に分類されるワクチンであっても、決められた期間内に接種出来なかった場合は、全額自己負担の有料となり、任意接種と分類されています。

どうしてこのように、分類されているのかと申しますと、病気自体の重病度と、ワクチンの有効性と安全性等及び重篤な副反応が生じた場合、救済するための法律が異なるからです。
定期接種による因果関係が認められる健康被害が生じた場合、予防接種法に基づき、認定されれば国から救済措置が行われます。
(健康被害を受けた本人(子供なら保護者)から、市町村の予防接種担当課(保健センター等)へ申し出て協力を要請し、得られることが必要とされています。
任意接種による因果関係が認められる健康被害が生じた場合、医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構によって救済措置が行われます。
被害者からの申し出と、接種してくれたドクターの協力を得て記入する・・・という段取りです。
国が認可した国内製造のワクチンであっても、任意接種になると、万一の場合は、国は救済に関して関与しないわけです。
任意接種のワクチンはそれだけ自己責任が大きくなるということです。
救済措置をしてくれるトコロが異なるのですね。
 

もちろん、任意接種の全てが危ないワクチンだとは申しません。
有用性・安全性の確認ができたから、ワクチンとして認可されたわけです。
(例えば、水痘ワクチンは、血液のがんの子どもが罹患すると命取りになりかねません。それを防止するために、開発されたと聞いたことがあります。)
特に任意接種のワクチンはメリットとデメリットを考えて接種するか否かを決断することが、親御さんの役割なんですね。

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☆予防接種・抗体接種」カテゴリの記事

コメント

ある有名人?(友⚪︎新さん)の方が母乳についてを語っており、その文面に驚いています。
母乳はママの食事では味は変わらない、食事で乳腺炎にはならないと、
公けのブログで発信して、皆さん信用しています。
私は医者でも何でもなく、いつもこのブログで勉強していますが、
少なからず、食べ物で母乳の味は変わると思うし、母乳は血液?が関係しているから油っこいものは乳腺炎になると思っています。
その方は上記のように食べ物と乳腺炎は関係ないと言っていますが、では何故乳腺炎になるのかと大事な部分を発表してくれないんですよね。
乳腺炎と食べ物が関係ないなんて初めて聞いた話なので驚きすぎています。
真実は一体なんなんでしょうか。母乳で育てている私達は何を信じればいいんでしょうか。

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